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在宅者支援~戸別訪問による聞き取り調査と個別ニーズへの対応~

震災支援担当 岩田 健一郎
2011年10月13日 更新

JVCが活動している鹿折ししおり地区の四ヶ浜しかはま大浦おおうら小々汐こごしお梶ヶ浦かじがうら鶴ヶ浦つるがうら)には、およそ250世帯のうち約60世帯の方々が自宅で生活を続けています。こうした人達は、震災直後、一時的に避難所へと移ったものの、やがて自宅に戻り、生活を再開しました。以後、支援の手が十分に行き届かない状況下で、自らの力で生活を続けてきました。

このような人々の被災状況とニーズを把握するため、これまでJVCは在宅の方への戸別訪問を行ってきました。住宅地図を頼りに、一軒一軒お宅を訪ねて回ります。訪問の際には、JVCの被災地での活動を紹介し、お手伝いできる内容を例示したチラシを手渡します。そして、丁寧に話を聴いていきます。震災後の経験談、現在の生活状況や困りごと、今後の生活への思いなど、話の内容は多岐にわたります。部屋の中にお邪魔して、話が長時間に及ぶことも珍しくありません。

kesennuma1.jpg戸別訪問時の聞き取りの風景

在宅の方との話を通じて、様々なニーズが浮かび上がってきます。「自宅の側溝が詰まっているので、掃除をしてほしい」「部屋の片づけを手伝ってほしい」「瓦礫を撤去してほしい」。また、鹿折地区にあった商店は津波で流されてしまったため、四ヶ浜の人々の中には買い物に困難を覚える人がいます。さらに、市街地までの足がない高齢の方の中には、往復6000円のタクシー代をかけて通院する人もいます。「お魚やお肉を買ってきてほしい」「病院までの送迎をしてほしい」。このような要望を受けて、JVCは、他の団体とも協力しながら、個別のニーズに応える活動を行っています。

散乱したガラスや瓦を片づけるボランティア散乱したガラスや瓦を片づけるボランティア

支援活動は避難所や仮設住宅へと集中してしまうため、在宅の方への支援というものは往々にして見落とされがちです。しかし、在宅の方もまた、様々な形で震災の影響を被り、少なからず困難な生活を強いられています。JVCは、四ヶ浜の人々との交流を続けながら、在宅の方への生活支援を続けていきます。


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