REPORT

日本 南アフリカ

JVC南アフリカ事業の終了について

日頃よりJVCを支えていただき、誠にありがとうございます。

このたび、2024年4月末をもちまして南アフリカでの事業を終了いたしますので、お知らせ申し上げます。

1992年に活動を開始した南アフリカでの事業は、アパルトヘイト後の支援からスタートし、現在は、HIVエイズの影響等による保護者の不在や貧困など、困難な環境にある子どもたちの支援を行っています。

南アフリカが新興国として経済的な成長を遂げる中、JVCとしていつまでかかわるのかは数年来の課題となっておりました。

このたび、活動を続けてきた子どもケアセンターについて現地の方々の手による運営の持続性が見られるようになった状況を鑑み、現在のプロジェクトの完了をもってJVC南アフリカ事業を終了することを決定いたしました。

JVCの事業は終了しますが、今後に向けて、JVCで経験を積んだ現地のスタッフを中心に、継続してケアセンターの子どもたちを支援する動きも出ています。

長きにわたって南アフリカ事業を支えていただいた皆さまに、改めて感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。本当にありがとうございました。

南アフリカでの活動は終了いたしますが、2023年より正式に活動を開始したイエメンを含め、他の事業地での活動は引き続き続けてまいります。

今後とも、JVCをどうぞよろしくお願い申し上げます。

代表理事 今井高樹

一覧に戻る

関連記事

JVC南アフリカ事業の終了について

南アフリカのスカウト・カッブプログラムって?

ケアボランティアと保護者のケアの質を向上させるため...

戦闘勃発から一年 スーダンの現地の声を聞く