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【ガザ】3度目の冬を迎えたガザの今

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2025年10月に「停戦」を迎えて約3か月。
パレスチナ・ガザは、今再び厳しい冬の季節を迎えています。
2025年8月に発表された『飢饉』からは脱したものの、依然としてガザ全域で食料不足が発生しており、停戦が訪れても人々の暮らしは安全とは言えません。

ガザの今

JVCのガザスタッフが最近のガザの様子を教えてくれました。

「今日のガザはゴーストタウンのようです。
絶望と悲惨に満ち、生活に必要な基本的なものを探し求めても見つかりません。
食料は足りず、支援がほぼ完全に遮断されて、医薬品はほとんど手に入りません
市販の痛み止めすらなく、体調を崩したらなかなか治りません。

住居は最近の雨風でテントが流されたり吹き飛ばされたりしています。
残っている建物には多くの家族が密集して暮らしています。
冬の嵐で、半壊になっていた建物が崩れ、住んでいた人が下敷きになった例もあります。

移動にはとてもお金がかかります。
使える車両が少なく、燃料やガソリンが全く足りていません。
業者はプラスチックを燃やして燃料にするので、臭いのひどい、有害な物質が出ます。
バスの代わりに、動物が引く荷車に老若男女が積み重なるように乗せられて移動するので屈辱的です。

飲み物や生活用の水を手に入れるのも大変です。
支援団体の給水車が来るのを待って、大型の容器に入れて運びます。
運よく順番が来なければ翌日に。

電気は2年間、太陽光発電しか見ていません。

これらに加え日々危険を感じるので、心理的な不安や未来への恐怖を抱えて生きています。

JVCの支援

厳しい冬を迎えた今、小さな子どもたちや妊産婦は寒さや感染症の影響を受けやすく、
栄養支援がより一層重要になります。

JVCは現地パートナー団体AEIとともに、3歳以下の子どもと保護者、妊産婦向けの栄養支援を続けています。
活動地に新しく設置したテントの中では、今日も、保護者向けの講習が開かれています。

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子どもの栄養について講習を行う様子(2025年12月17日)

JVCのガザスタッフはこのように話します。

「『たまたま間違った場所にいた』というだけで世界に見捨てられた人々の事を、どうか忘れないでください。
彼らの唯一の『罪』は自らの家と土地で生きることを望んだことです。

世界の他の人々からの支援は、どんなに小さくても、確実に現地に影響を与えます。
お年寄り、子育て中のお母さん、こども――それぞれに名前と夢と人生のある誰かに
確かに届くのです。」

今もガザの人々は皆さまからの支援を必要としています。

パレスチナ・ガザ緊急支援

*ご寄付はゆうちょ銀行へのお振込みでも受け付けております。   

口座番号: 00190-9-27495
加入者名: JVC東京事務所
※通信欄に「パレスチナ・ガザ緊急支援」とご記入ください。
(手数料のご負担をお願いしております。)

*緊急支援以降も継続してパレスチナ事業を応援いただける方は、ぜひマンスリー募金をご検討ください。

Tポイントのご寄付はこちらから
*古本・不要品を通じてのご寄付はこちらから

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