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ハンダラサマーキャンプ2007 その2

2007年7月28日 更新

10日間のサマーキャンプも終わりに近づいてきた9日目。私は昼から泊りがけで参加しました。

長崎童話館へのメッセージ長崎童話館へのメッセージ

キャンプサイトにやってきた私を、子どもたちが「ねえ、こっちに来て!見せたいものがあるの」と引っ張ります。そこには石やペインティングなどで地面に作られたアートがありました。「NAGASAKI―PALESTINE」と描かれています。このサマーキャンプは、長崎童話館「子どもの平和と生存のための童話館基金」様のご支援のもと、行われています。子供たちから、童話館の子どもたちに向けての感謝のメッセージが、直径5メートルくらいの大きな大きなアートとなって、太陽の下輝いていました。また、「これも私たちが描いたのよ」と、童話館の子どもたちへのプレゼントとして、子どもたちがサマーキャンプの様子などを描いた絵を誇らしげに見せてくれました。「日本の女の子はこのキャンプに来たら楽しいと思う?」「私も日本に行ってみたいの」と口々に言います。ハンダラ文化センターは今年、長崎童話館様以外にも、フランスの団体からも支援を受けることに成功しました。また、おそろいのTシャツや帽子は、ローカルのNGOからの支援です。

夜も盛り上がる夜も盛り上がる

この日、子どもたちは最後の夜ということで屋外に寝ることを許されました。外は蚊も多く、また風もあって肌寒かったのですが、女の子たちを除いてほとんどの子どもたちはマットレスを地面に敷いて寝ました。夜遅くまで皆で踊っていたので、最初はやはり興奮したのかなかなか眠れなかったようで、あちこちでこそこそと話し声が聞こえてきます。歌っているような寝ぼけ声まで聞こえてきました。子どもたちは夢の中もサマーキャンプのようです。

実は、私はこの夜を一番楽しみにしていました。なぜなら、夜こそがボランティアの若者たちとゆっくり話ができる機会だからです。子どもたちが寝るまではもちろん、常に子どもたちから目を離さずリードをしていかなければなりません。寝た後ももちろん、何人かは常に起きていて子どもたちの様子を見ていなければならないのです。

この日は、5、6人のボランティアたちと夜の3時ごろまで、ブランケットを肩からかぶったまま語り明かしました。「10日間は長かった?」という質問には、答えが2つに分かれました。「短い!僕たちも子どもたちも体力を余しているよ」と元気に応える人もいれば、「いやあ、長くても一週間くらいでいいよ。僕なんて、明日帰ったらその後一ヶ月休みたいくらいだね」という人もいました。それでも、「来年もこういうサマーキャンプをしたい?」と聞くと、皆が口を揃えて「もちろん!」。「来年は、他の難民キャンプや村の子どもたちとの合同ができればいいなあ」という声も聞かれました。私が、「でもそうなると、準備はもっと大変になるよね。西岸の中でも移動は難しい地域もあるし、知らない子どもたちの面倒を見るのも大変でしょ」と言うと、「だからこそやりたいんだよ。僕たちは、難民キャンプの外でこういう機会を持つことに成功している。でもそれが難しい人たちだって多いはずだ。パレスチナの人が、他のパレスチナの人に対して何かいいことができれば、それって最高でしょ」と笑って答えました。

そんな話をしている中には、現在高校生の“次”のボランティア世代もいました。「彼らがきっと、頑張ってくれるさ」と、ポン!と肩を叩かれた“次世代君”は、ちょっと照れ気味に、でも嬉しそうに笑います。その横で「お前はその前にまずは、無事に高校卒業することだね」とツッコミも入って、また笑いの輪が広がりました。寝言を言いながら寝返りをうった子どものブランケットをなおしに歩いていく後姿は、立派なお兄さんです。こうして彼らは成長をしていくのだなあ、と改めて感じました。辺りは静かで、頭上には星空。ちょっと肌寒い中、熱いアラビックコーヒーを飲みながら彼らの夢を聞くには最高の夜でした。

最終日の明日は、10日間の締めくくりとして家族を招いてのイベントが行われます。(つづく)

お父さんと一緒におはようお父さんと一緒におはよう

朝7時。起きろー!!朝7時。起きろー!!

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