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ミルクの展開(2缶が70缶に)

パレスチナ現地調整員 藤屋 リカ
2006年7月27日 更新

ガラクトース血症のため特殊なミルクが必要なモハンマド(現地便り173現地便り174)のことですが、22日にガザに行く前日に私はアメリカのNGOのエルサレム事務所に仕事で寄りました。子どもの栄養改善事業は、このNGOのガザ事務所が中心になっています。特殊ミルクを持ってガザに行くことを知った副代表のジャマルは、私たちの働きを応援してくださり、2千ドル(約23万円)ぐらいだったらすぐに用意できるだろうから、とにかく最低限必要な分の見積もりをするようにと言ってくださいました。

ガザでモハンマドに特殊ミルクを届けたときのモハンマドの写真をすぐにモナに送りました。23日にモナは見積りを出しその写真と一緒にエルサレムの事務所のジャマルに送りました。その翌日の24日、モナから連絡が入りました。何と、5千ドル(約58万円)がミルクのために準備できたとのことです。ほぼ1年間のミルク代です。ガザには、3人モハンマドと同じ病気でミルクを必要とする子どもがいます。そのなかでもモハンマドは一番貧しいのですが、他の子供もミルクを必要としているので、その子たちについても検討していく予定です。

このことがきっかけになってわかったのですが、アメリカのNGOは緊急食糧支援分の予算があるとのことでした、ガラクトース血症以外にもフェニールケトン尿症など、特殊なミルクや栄養をきちんと取れば、助かる病気があります。そのような病気の子どもたちのための栄養支援にこの資金の一部を使えないか検討し始めました。子どもの栄養を専門とするNGO「人間の大地」は今までにこのような病気の子どもたちの治療や栄養教育に関わってきていますので、協力しながら進めていく予定です。30日に「人間の大地」の代表のイテダル、モナと私は一緒に、具体的に進めていく方法を話し合うことになりました。

2缶のミルク(現地便り174)が70缶に、それが同じように特殊ミルクがあれば健康に育っていける他の子どもたちも救える可能性までに発展してきました。

ガザで150人以上(内51人は18歳未満の子ども)、レバノンで400人以上、イスラエルで数十人、昨日まで元気だった人たちが紛争でいとも簡単に命を落としています。2缶だけでもミルクがモハンマドのところに届き、10日間は無事に過ごせることは何にも変えがたい喜びです。しかし、同時に死ななくても良い人たちが命を落としていくことをつきつけられるなか、無力感と焦燥感が募るのも事実です。ですが、できることを続けよう、とみんなで、励ましあっています。(7月27日)


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