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CEDACコマさんの視察同行報告(1)

カンボジア事業担当 鈴木 まり
2006年11月24日 更新

JVCカンボジアの協力団体CEDAC代表のコマさんが、去る10月20日〜22日に東京で開催された、カンボジア市民フォーラムシンポジウム出席のため来日しました。この機会に、ぜひ日本の組合活動、特に有機農家の組合と生活者組合との連携・提携について学びたいということで、JVCで受け入れ、10月24日、25日と、神奈川と千葉(成田)を案内してきました。
 23日午後には、栃木のアジア学院で2時間CEDACの活動やSRI農法の講義をし、夜は夜でアジア学院の図書館で日本の農業の歴史の本を数冊探してきて読書にふけったというコマさんとアジア学院田坂さんと24日お昼に新宿で会い、向かった先は、川崎市の生産者グループ、向丘農産物流通組合。

向丘農産物流通組合事務所で吉岡さんから話を聞く向丘農産物流通組合事務所で吉岡さんから話を聞く

プレハブの事務所におじゃまして、吉岡さんから、組合(グループ)の成り立ちや経過、うまく行っていること、当初掲げていた理想のうちまだ叶えられていないこと、そして今日はWE21のローカルNPO(たま、みやまえ)から参加してくださった戸高さん、喜多さんから、消費者側からの思いや関わりについて話を聞きました。

吉岡さんの仲間の畑やビニールハウスを見学吉岡さんの仲間の畑やビニールハウスを見学

「まだ叶えられていない」のは、地域の生産物を集めて地域に供給していくそういう人のつながりがまだ小さい。組織としての活動力、展開力が足りない。自分たちの思っていることを出すのが不足している、といった話でした。「たま地区」では、ワーカーズコレクティブの配食サービスで出る生ゴミを、吉岡さんのところで堆肥化してもらっている、そのつながりをもっと広げたい、と。

有機キャベツ畑の写真を撮る有機キャベツ畑の写真を撮る

CEDACショップには定期的、不定期に500人のお客さんが有機農産物を買いにきますが、コマさん曰く、消費者の農家訪問などもやっているが、カンボジアには消費者グループが弱い(ない)。農民グループにお金がないとメンバー農家から籾を変えないので、こうした農家は買い取り価格が安くても一般の仲買人に売ってしまう(ちなみにCEDACは、市場価格より10%高く買い、売れたら利益のうち30%を農民に返すそうです)。CEDACも農民グループのメンバー農家から籾を買う資金はないので、10ドルくらいの出資金を消費者が会費として払うような仕組みが作れないかな、ということで、一緒に行ったWEメンバーの喜多さん、戸高さんに「1000円の出資金を毎月払うことについてどう思う?」「辞めるときには全部返って来るか、上限はあるか」等々、たくさん質問をしていました。
 消費者へはHealth、Environment、Farmer Livelihoodを伝えているが、最後については、CEDACの扱う有機農産物を買う人たちの中でも4割くらいしか理解してくれてないんじゃないかな、とのこと。この点でも、吉岡さん、また20年来、生活クラブメンバーでもあるWEメンバーたちから彼らの経験を聞いてました。

生活クラブ生協神奈川の宮前平デポ店先でも写真を撮る生活クラブ生協神奈川の宮前平デポ店先でも写真を撮る

現在CEDACは、シェムリアップのホテルのひとつに、農民グループが生産する有機農産物を販売するルートを見つけているとのこと。コマさんから、JVCもシェムリアップで活動展開を進めているのでぜひ一緒に協力してやりたい、との話もありました。

撮っていたのは・・・・?撮っていたのは・・・・?

 大学では哲学を専攻したという吉岡さんの話を聞きながら、コマさんがつくづく「カンボジアにはあなたのような力強く(strong)精神性も兼ね備えた(spiritual)農民が少ないのが課題。何人かはいるが、本当に少ない」。「すばらしい農家はいても、読み書きが出来なかったり、読み書きは出来ても、そうすると活動・仕事の代償にお金を欲しがったり」

買っていたのは何だったでしょうか?買っていたのは何だったでしょうか?

吉岡さんは94年の2月の終わり、カラッカラの時期にカンボジアのJVC活動地にいらしたそうです。またぜひ農家と話に行かれる機会ができたら、と思います。吉岡さんは、アジア農民交流センターのメンバーでもいらっしゃいます。
 ところでコマさんたちですが、来年1月下旬には、トンレサップ湖地域の環境についての啓発キャンペーンで、「トンレサップ湖一周10日間サイクリングツアー」を企画中で、一部参加も可能とのこと。「昔プノンペンからウドン(JVC活動地よりさらに奥にある古都)に自転車で行った。近いけど」と私が話したら、「僕も行ったよ」毎朝5時から自転車に乗っているそうです。
 明日は、WE21ジャパンと、JVC事務所、三里塚の実験村を訪問します。

吉岡さん、WE21の喜多さん、戸高さん(そして小川さん)ありがとうございました!吉岡さん、WE21の喜多さん、戸高さん(そして小川さん)ありがとうございました!

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