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バグダッドレポート【4/25】

中東 パレスチナ最新情報 中東担当 佐藤 真紀 佐藤 真紀 佐藤 真紀
2003年4月29日 更新

佐藤は午前中にフランスのNGO(EMDH)との打ち合わせおよび、聖エリア教会との今後の活動の打ち合わせ。午後にはヤムルーク病院、マンスール教育病院を視察。吉野看護師は午前中は赤新月社「母子保健病院」でボランティア。午後は佐藤と合流。

佐藤調整員 感想

今までイラクの人達は苦しんできました。サダム政権下では良い面と悪い面を味わってきました。また、経済制裁でも苦労を強いられました。そこにアメリカの空爆で直接的な被害を受けました。身体の負傷や家の破壊などです。アメリカがサダムを追い出したことは、略奪という恐ろしい行為へ繋がりました。病院や教育施設までもが略奪の被害に合い、人々は怯えています。人道支援も遅れてます。今回の視察でイラクの人々がいかに翻弄され、苦しんできたかを改めて知りました。

イラクの人達は自分たちで自分たちの国のことを決めることが大切だと言ってます。そのことは尊重されるべきで、またそこにイラク人の逞しさを改めて感じました。

吉野看護師 感想

赤新月社「母子保健病院」はほとんど立ち直って来ました。夜間体制・入院体制もほぼ整ってきました。私はこのようにちょうど破壊から回復のタイミングに立ち会うことになり、その流れを見る中で、いかに一度破壊されたものを復興させることが難しいかを目の当たりにしました。

一方で、病院では子どもが生まれ始めています。新しい赤ちゃんのお母さんの話やスタッフの話に耳を傾けました。特に産婦人科医の話が印象的でした。彼はなぜ産婦人科をやっているかというと、新しい命を授けることができることだからと言います。彼らは戦争があって経済制裁があって、今回の戦争もあって、いろんな体験をしてきたけれど、産まれてくる赤ちゃんを見ながら思うのは、この新しい世代には同じような苦しみは味わってほしくないということだそうです。

医療スタッフたちは、もうこれ以上悪くなることはないだろうと、とても前向きです。私は彼らのそういう姿から多くを学んだ気がしています。

JVCの今後の活動

新たに支援を決定した活動をご報告致します。

<緊急補講学校支援>
ニューバグダッド地域には、7つの小学校がありましたが、現在復校の兆しはありません。その地域の教会の倉庫で緊急に小学校の補講を始めることになりました。JVCではこの緊急補講学校の支援を決定しました。
 場所:聖エリア教会の倉庫 ニューバグダッドエリア
 対象:小学生 最大420人(13クラス)
 カリキュラム:アラビア語、英語、算数、科学、スポーツ
 授業時間:8:30 - 12:30 週5日
 期間:5月1日から3ヶ月間

また、看護師吉野は5月1日に緊急帰国することが決まりました。報告会のお知らせを掲載しましたので、ぜひ足をお運びください。


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