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パレスチナ緊急レポート 第9弾

パレスチナ 佐藤 真紀
2002年4月29日 更新

村の患者500人が大挙して押し寄せる!

4月27日、ナブルス近くのデイル・イステアという村へ、イスラエルの団体「人権のための医師団」と出かけていった。JVCからは、藤屋、吉野看護師の2名が参加した。村に入る道はイスラエルが土を盛り上げて閉鎖していた。我々はオリーブ畑の中に車を乗り入れた。「ここは私たちの畑よ。道じゃないわ」畑の持ち主は不快感をあらわにまくし立てる。「人権のための医師団」のアラブ人スタッフが状況を説明すると「あなたたちだけは通してあげるわ」と許可をだした。

村には診療所があり週に2回だけ医師が来ての診療日があるが、通常はナブルスの病院へ30分ぐらいかけていくケースが多い。検問などのために交通は滞りがちだ。この日は、医師が10名と心理学者が1名、看護師が2名イスラエル側から派遣された。

患者は、我々の到着を待ち受けて殺到する。その数500人。ユダヤ人のボランティアも手伝い子どもたちの面倒を見ているが、ともかくすごい数であり、3時間で手分けをして診察をこなした。16名の患者はイスラエル側の病院で何らかの治療を受けることになった。

「ユダヤ人が来たって平和は来ない。政治的な解決を私たちは希望している」と言うのはアハマッドさん40歳。「ここのクリニックにこんなに患者さんが来るのは始めてだ。誰もがいい治療を受けたがるからね」と彼らの活動を認めている。

初めて「人権のための医師団」の活動に参加した吉野看護師は「子どもが多かった。たいした病気じゃなくて、にきびとかでも相談にくる。こうやって信頼できる医者に見てもらうことで安心できるみたいです」と言う。

イスラエルからやってきた医師と心理学者(右)を取り囲む子どもたちはなかなか彼らを帰そうとしないイスラエルからやってきた医師と心理学者(右)を取り囲む子どもたちはなかなか彼らを帰そうとしない

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