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ベツレヘムの女性達と日本

パレスチナ現地代表 小林 和香子
2009年2月 1日 更新

まだ、ガザがイスラエルの軍事攻撃にさらされている1月中旬、ベツレヘムの難民キャンプの女性グループを訪れました。今日は刺繍技術向上のためのワークショップをすることになっているので、女性達が集まっています。日本からの「お土産」を渡すのに好都合です。

まずは、今回のガザの軍事侵攻に関して、私たちJVCのスタッフやボランティアがガザの人達はもちろん、西岸や東エルサレムのパレスチナ人のことを心配していることを伝えました。そして、日本でも、キャンドル・サービスを行い、亡くなった方への冥福と平和の祈りを捧げたこと。ピース・パレードやシンポジウムには大勢の人が参加し、パレスチナの人々の声や現状の報告に耳を傾けてくれたこと。コンサートなどで、募金活動と同時に刺繍製品の販売もさせてもらい、多くの日本人がパレスチナの人々への連帯の気持ちも込めて買っていってくれたことも伝えました。

子供も小冊子に興奮子供も小冊子に興奮

それから、日本からのお土産として、女性グループとKIDONAバッグを共同開発してくださったリコーテクノシステムズ株式会社が作成した、パレスチナの歴史や女性グループの紹介、製品開発の過程などを詳しくたくさんの写真を盛り込み紹介したカラーの小冊子「スマイル」を女性全員に手渡しました。日本語で書かれているので、説明をしようとしている側から、女性達は自分達の写真を見つけて大騒ぎになりました。「あら、これ私じゃない。良く映ってるわね」などと、大はしゃぎです。

小冊子に見入る女性達小冊子に見入る女性達

ワークショップの後、何人もの女性達が感謝の気持ちを述べにきてくれました。「あなた達は日本の人達に私達パレスチナ人の置かれている厳しい状況を伝えてくれている。本当に感謝している。」「凄くきれいね、この冊子。大事にするわ。」「ガザへの軍事侵攻は私達パレスチナ人全体への攻撃よ。多くの日本の方たちが、私達のために、動いてくれているのは、とても嬉しいわ」

いつもは、明るく強く逞しく、前向きに生きようとしている女性グループのメンバー達。でも、彼女達も常に、自分達の生活が一向に改善しない苛立ちを抱えています。それは、国際社会が何もしてくれない、自分達が見捨てられたという寂しさとも繋がっているのです。特に今回の長引くガザ軍事侵攻は、何故、誰も止めてくれないの、とやるせなさが募っています。そんな彼女達にとって、遠く離れた日本の方たちが、自分達の生活や活動に関心を持ってくれ、市民がガザへの軍事侵攻に反対していることを知ることは、何よりも精神的な励みになるのです。今後も、パレスチナの人々の声を日本に伝えると同時に、日本の方たちの応援の声もパレスチナの人々に伝えていく必要性を感じました。

でも、女性達はこんな言葉も残していきました。「バッグの追加注文はいつ来るのかしら?」やはり女性達は逞しく現実的なのでした。


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