2025冬募金にご協力をお願いします

その一歩が世界を変える

ご寄付はこちらから

ともに願い、ともに動く。

「現地と、そしてあなたとともにつくる、安心して暮らせる社会」

紛争や開発など厳しい状況下にある人々が安心して暮らせるよう、JVCは現地の人々とともに一歩一歩を進めてきました。
そして、「将来に夢を持てた」「子どもの命をつなぐことができた」などの活動を通して生まれた変化は、一緒に応援してくださる皆さまとともに、実現することができました。

皆さまの一歩が、「世界を変える確かな力」となります。

その一歩が世界を変える

ご寄付はこちらから

ISSUES

世界を変えていく「市民の力」

JVCの活動は、まず現地の声に耳を傾けることから始まります。そして、それぞれの課題を現地の人々とともに乗り越えていくことを目指して、日々活動に取り組んでいます。

今回はJVCで活躍する3名のスタッフからのメッセージをお届けします。

活動のなかでの一歩は小さく見え、時に圧倒的な状況を前に無力を感を感じることもあります。しかし、世界を変えられる力を、私たち一人ひとりが持っていると信じています。

現地の人々とともに、そして皆さまとともに、すべての人が安心して暮らせる世界の実現に向けて一歩一歩進んでいけたらと思います。

その一歩が世界を変える

ご寄付はこちらから

JVC’s ACTION

【パレスチナ・ガザ】ガザ緊急支援

2023年10月に激化したパレスチナ・ガザ地区での戦闘。停戦合意がされても、ガザでの人道危機は深刻さを増しています。

人々は深刻な栄養失調や負傷・疾患などの身体的なダメージだけでなく、心にも計り知れない傷を負っています。

私たちは現地パートナー団体と連携し、子どもの栄養・発達支援や医薬品・粉ミルク配布など実施しています。JVCの現地パートナー団体が力を尽くして確保した、粉ミルク1,750缶は、今年の7月までにガザ北部にて配布を完了することができました。そして次回の配布に向けた準備をすでに進めています。

また、2歳以下の子どもと妊産婦に栄養補助食品を提供し、栄養知識の普及にも取り組んでいます。

【イエメン】子ども広場を運営

イエメンでは2015年から内戦が続き、5歳未満の子どもは慢性的な栄養失調、6~15歳の約39%が学校に通えていません。

特に、生まれた時から戦争下にいる子どもたちは、心理面の課題を抱えているにもかかわらず、十分なメンタルケアがなされていません

私たちは現地パートナー団体と連携し、「子ども広場」で読み聞かせや人形劇などを実施。創造性・協調性・情緒が育まれることを目的としています。

現地ファシリテーター向けに、障がいも含め様々なケアを必要とする子どもへの接し方の研修も取り入れており、「誰も取り残さない」支援を進めています。

【スーダン】補習校の運営と、ホストコミュニティでの生計向上支援

スーダンは70年にわたり、ほぼ途切れることなく紛争・政情不安にさらされてきました。2023年の国軍と即応支援部隊(RSF)との衝突で情勢が悪化し、「世界最悪の人道危機」とも言われています。700万人の子どもが教育を受けられず、就学年齢の74%が不就学です。

私たちは、スーダンの6地区で補習校を運営し、アラビア語や算数などの授業や、心理サポートも実施しています教員・保護者・青少年向けの研修も行い、コミュニティ全体で補習校の運営に取り組む仕組みづくりを行っています。

また、今年の6月からは国内避難民の受け入れを行っている地域を対象に、農業・漁業支援や職業訓練などの生計向上支援を、UNDPの事業に協働する形で行っています。

【ラオス】住民主体の共有資源の管理と利用の支援

国土の60%以上を森林が占めるラオスでは、多くの人が豊かな自然の恩恵を受けて暮らしています。

しかし近年、企業によるプランテーション開発やダム建設、さらに村人自身による魚の乱獲など、暮らしを脅かす様々な課題に直面しています。

私たちは、ラオスの3つの村で住民と共に村の基本的な情報や開発問題の情報を収集しています。その過程で、魚保護地区の導入や、自然農薬づくりの研修など、村の共有資源をみんなで管理する仕組みづくりも行っています。

また、6つの村で法律に関する研修を行っています。村人たちが自然保護活動や開発事業との交渉に関わる際、自身が持つ権利を理解し、適切に対処できるよう支援しています。

JVC後藤の解説付き!イエメンの子ども広場で遊ぶ子どもたち

JVCの活動地であるイエメンの「子ども広場」から、元気に遊ぶ子どもたちの様子が届きました!JVCスタッフ・後藤による解説とともに、子どもたちの様子を、ぜひご覧ください。

あなたのご寄付でできること

  • 1,600円のご寄付で

    ガザの乳児1人に400gの粉ミルク1缶(約1週間分)を配布することができます
  • 3,000円のご寄付で

    スーダンの補習校に通う子ども6人に学用品を届けることができます。
  • 15,000円のご寄付で

    村まで行って村人たちと暮らしの基盤である森や川などを守るための話し合いや研修などを1回行うことができます。

その一歩が世界を変える

ご寄付はこちらから

スタッフからの声

  • 統計で示される数の裏には、生きた人々がいます

    【パレスチナ・ガザ】ガザ緊急支援フィールドコーディネーター

    私は、2024年3月からJVCに参加し、ガザでの活動のモニタリングやフォローアップをしています。

    2023年10月以降、生活のすべてが根本的に変わってしまいました。想像を絶する恐怖、喪失、不安のなか、JVCのパートナー団体や活動地の人たちに会うことが大きな支えになっています。

    統計で示される数の裏には、生きた人々の物語があります。すべてを奪われた父母たち、怯える子ども、薬を待つ高齢者、夢が中断されてしまった若者。数字ではなく、情熱や夢を持つそれぞれの人生が、暴力と破壊によって踏みにじられています。

    皆さんからのご寄付は支援と尊厳、そして希望を手にするための大きな助けになります。私たちはともに、彼らの暮らしを支え、「世界は皆さんのことを忘れてはいない、ともにある」のだと伝えることができます。

  • 「自分だけのため」ではなく、「みんなのもの」を守りたい

    【ラオス事業担当】山室良平

    「みんな」のために行動し、「みんなのもの(=コモンズ)」が奪われないようにする取り組みを、JVCラオス事業では行っています。

    ある村では、魚を守るための魚保護地区を設置。その後、企業から土砂採掘事業のために土地を借りたいと依頼されました。企業は、村に多額の資金を提供することを申し出ましたが、村人たちはその提案を断りました。このような判断ができたのは、皆さんの支援のおかげで、「みんなのために」という配慮や、その仕組みが村に根付いてきたためです。

    ひとりひとりの取り組みは変化につながります。ともにより良い社会、世界をつくりましょう。

  • 現地に寄り添う支援を、皆さまとともに

    【イエメン・スーダン事業担当】後藤美紀

    世界の複雑な問題と苦しんでいる人を無視せず、現地の立ち上がる力を信じて向き合っていきたいという思いで活動しています。

    昨年度、スーダンでは1,753名、イエメンでは260名の子どもを支援することができました。活動を通し、長期化する紛争下でも子どもたちは将来の夢を持ったり、地域住民同士で助け合う力が育まれました。

    皆さまの想いは現地の人々の未来を照らし、確かな変化を生み出しています。日本からの支援は現地の人々にとっても「忘れられていない」という励みのメッセージとなり、私たちスタッフにとっても心強い糧になります。どうかこれからも一緒に一歩ずつ歩んでいただけますと幸いです。




MESSAGE

これからも皆さまと現地の人々とともに

JVCは今年で45周年を迎えました。

1980年の設立以来、世界各地でその地に生きる人たちと共に、そして応援してくださる皆さまと共に、活動を続けてきました。

これからも、現地で当事者が発する声を大切に聴きながら、歩みを進めていきます。

応援、よろしくお願いいたします。

あなたのご寄付を世界6か国/地域に

あなたのその一歩で、
私たちとともに世界を変えませんか?

ご寄付はこちらから

JVCへのご寄付は税制優遇の対象です

JVCは東京都により認定NPO法人として認定されています。
ご寄付は寄付金控除の対象となります。詳しくはこちらから。

下記のクレジットカードがご利用いただけます。

パレスチナ・ガザ 緊急支援に寄付する