2012年4月の記事一覧
乾季のカンボジア
雨季が既に終わり、乾季に入っている2月のカンボジア。
活動地は稲刈りのあと残った藁と干からびた田んぼが広がる。この時期のカンボジアの農村は、黄色一色といった感じである。一方で、トンレサップ湖の近隣地域などでは、雨季の間は水位が高すぎて稲作ができない場所もあり、そこには雨季が終わり、水が引くと同時に田植えが行われるため、今、青々とした緑が広がっている。
黄と緑のコントラストがとても印象的なカンボジアであるが、JVCの活動地の大半は、乾季に入り、既に水が不足しつつあり、野菜や果物などを育てるには難しい環境である。かろうじて水が残っている場所では最後の野菜作りを行っているが、次の雨季がくる5月ごろまでは、この乾燥のなかで人々はくらしていかなくてはならない。
- このブログを書いている人のプロフィール
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大村 真理子
カンボジア現地代表神奈川県出身。幼少期をバングラデシュ、小学生時代をシンガポールで過ごす。小さな頃から世界の民族や文化の多様さに惹きこまれ、「世界中のどこでも自分の技術で生活できるように」と美容師免許を取得。その後、飢餓や紛争などの問題を報道を通して見るうちに、「何かできることはないのか」と思うようになり、2013年JVCインターンに応募、広報インターンとなる。14年より職員となり収益事業担当を経て、15年3月より広報担当。17年12月よりカンボジアに駐在、18年11月より現職。東南アジアのジリジリした暑さと、開放的な雰囲気が大好き。「EXPAT by クーリエ・ジャポン」でもブログを執筆中!
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