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2013年12月24日 【 防災集団移転について

まちづくりルールの合意 -防災集団移転のアドバイザー派遣【18】

震災支援担当 岩田 健一郎
2013年12月26日 更新

12月15日、防災集団移転のアドバイザー派遣を実施しました。

今回は、大浦(おおうら)・小々汐(こごしお)・梶ヶ浦(かじがうら)の各地区でまちづくりルールに関する協議を行うとともに、第2回目となる「四ヶ浜(しかはま)の家づくり勉強会」を開催しました(第1回目の様子はこちらの記事)。

まず、地区ごとのまちづくりルールに関する話し合いでは、アドバイザーから最終的な素案が提示され、それをもとに検討が進められました。大浦地区では、この間の協議内容を踏まえながら、例えば以下の様な内容のルール案が示されました。「宅地北側については、すべての区画で隣地境界線(または道路境界線)から『1.5m』以内を『北側セットバックゾーン』とし、建築物は壁面(の中心線)がはみ出さぬよう計画、建設すること」。

ロープを使ってルールの内容を確認するロープを使ってルールの内容を確認する

このルールをうまくイメージできるように、ロープを使って実際の幅を確認する作業を行いました。その上で、アドバイザーからは「給湯器・配管などを設置するためには、少なくとも1mは必要になります。浄化槽の設置や横を通り抜けることを考えると、1.5mが妥当かと思います」との説明が加えられました。

小々汐地区の話し合いの様子小々汐地区の話し合いの様子

その他、「まちづくり活用ゾーン」や「プライバシー確保ゾーン」の設定など、合計六つのルールの内容が確認され、協議の結果住民間で合意に至りました。また、内容は地区によって異なりますが、小々汐地区、梶ヶ浦地区についてもそれぞれまちづくりルールに対する住民の合意を得ました。

融資に関する説明会融資に関する説明会

各地区の話し合いに続いて、三地区合同の「四ヶ浜の家づくり勉強会」を開催しました。はじめに、金融機関による融資に関する説明会を行いました。ここでは特に、住宅金融支援機構の「災害復興住宅融資」のメリット・デメリットが解説されました。

アドバイザーによる模型を使った解説アドバイザーによる模型を使った解説

代わってアドバイザーからは、住宅のモデルタイプが示されました。「20坪平屋」、「32坪総2階建」、「45坪総2階建」、「26坪大屋根」、「45坪中庭つき」のそれぞれのタイプについて、概算コストが示されるとともに、模型を使った説明が行われました。説明を受けた住民からは、「屋根の材質は?」「玄関の広さは?」といった質問や「屋根が大きい分、ソーラーパネルをつけるのにいいね」「平屋を二階の高さまで持ち上げて、一階部分を倉庫やガレージにできるといいな」といった意見が出されました。

家づくりに関する活発な意見交換が行われた家づくりに関する活発な意見交換が行われた

約半年間にわたる検討を経て、各地区でまちづくりルールの骨子が固まりました。今後は、植栽樹種の統一や電灯・屋号付きの門柱などに関する検討を進めていくことになります。一方、家づくりについては、共同建設に向けてその内容を詰めていく段階に入っています。次回の勉強会では、今回住民から出された意見を参考にしながら、再度アドバイザーによって住宅のモデルタイプの提案が行われる予定です。


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