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生活不活発病を予防する(2) ~第2回釣りサークル~

震災支援担当 石原 靖士
2012年7月17日 更新
前日の釣り会議前日の釣り会議

7月15日、前回に続き、鹿折中学校・仮設住宅の住民を対象とした第2回釣りサークルを実施しました。前回は釣りの時期には少々早すぎましたが、海の状態が落ち着き、ようやく釣りの季節がやって来たようです。

釣りサークルの前日、仮設住宅に行くと、既に参加者の数人が釣りの話で盛り上がっていました。ある参加者の方は予行練習に行ってきたらしく、「今日は釣れたぞ」と釣ったばかりのアイナメを見せてくれました。「(明日は)釣れなくても、みんなで弁当食って帰ってくるべし」と冗談を飛ばしながらも、翌日の釣りに向けて気持ちが高ぶっている様子でした。

当日朝9時、参加者10名が鹿折中学校・仮設住宅の集会場に集合しました。高齢の方からそのお孫さんまで幅広い年齢層です。小雨が降るあいにくの天気のため、延期にしようかと考えていましたが、「空が明るくなってきたから大丈夫だ」と元漁師さん。皆さんやる気満々です。車に乗り合わせて、鹿折中学校から20分くらいの唐桑の馬場の浜に向かいます。釣り場の馬場の浜は、防波堤がある、波の静かなのんびりとしたところです。

皆さん釣りに夢中皆さん釣りに夢中

釣り具は前回と同様に、JVCが参加者の方に貸し出しました。皆さん、到着するなり早速釣りの準備をはじめ、釣りがスタートしました。前回、収穫2匹と振るわなかった分、今日こそはと意気込んでいます。

餌を垂らしてすぐに第1号が釣れました。小ぶりのアイナメでしたが、出足好調です。それからも休むことなく、次々にアイナメや小さなフグなどの獲物が掛かります。心配した天気も、途中陽が差す時間もあり、何とか持ちこたえてくれました。午前中いっぱい釣りを楽しみ、お昼ご飯で一休み。漬物やじゃがいもの金団など持ち寄ったお弁当を分け合いました。

お昼を食べ終わると後半戦がスタートです。「これから満潮になるから、魚が湾に入ってくるぞ。たくさん釣るべし」と竿を投げます。午後も快調に魚を釣り上げ、中には44cmもある大きなアイナメやカレイを釣る方もいました。餌が無くなるまで、夢中になって釣りを楽しみ、午後2時頃終了。今日は全部で約30匹、参加者全員が釣れて大漁です。「今夜は釣った魚で宴会だな」、「アイナメは刺身で食うかな。うちの母ちゃんも喜ぶな」と参加者の皆さん、胸を張って岐路に着きました。

大きなアイナメを覗き込む参加者の皆さん大きなアイナメを覗き込む参加者の皆さん

カレイが釣れましたカレイが釣れました

大漁です大漁です

翌日、「昨晩は近くに住む息子夫婦も呼んで宴会だったよ」とうれしそうに話す参加者や「昨日は良い場所で釣りができて楽しかった。明日も釣りに行こうかと思ってるんだ」と早速次の釣りの予定を立てている参加者の姿もありました。JVCは今後、釣り具の管理を住民の方々に行ってもらい、住民の方が自分たちで好きな時に釣りに行けるような環境を作っていきたいと考えています。

JVCはこれからも仮設住宅の住民の生活不活発病予防、健康維持のための活動を行っていきます。釣りなどの趣味を通して住民が社会参加し、生き生きと活発な生活を送る環境づくりを続けていきます。


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