カンボジア現地通信
2日目スタート!
2日目は、ゲストハウス組は村の食堂で朝食の定番・クイティオ(米麺)を楽しみ、ホームステイ組は各家庭の朝食を楽しみ、合流。1日目に紹介したホームステイの松井ご夫妻は、建築家と図工講師のご夫妻で、朝もやの中、村のスケッチをしたそうで、その絵がとても素敵でした。
総勢15人の日本からのお客様
9月20日~24日に、東京発着のカンボジアスタディーツアーを実施しました。催行できるかどうか不安もありましたが、蓋をあければ満員御礼、嬉しいスタートとなりました。今回は東京発着でしたが、はるばる長崎から参加してくださった方もいて、下は10代から上は60代まで、幅広い年代の方が参加をしてくれました。カンボジアが初めてという方のほか、海外自体が初めてという方もいました。色々な方とお話できて、受け入れる側としてもとても刺激的な日々・・・。村には21日と22日の1日半滞在。それ以外は移動と自由行動(アンコールワットツアーに行かれた方が大半のようです。外せないですよね。本当に素敵な遺跡です)というツアー内容でした。
7月の下旬、JVC職員全員が4~5年に一度東京に集まる、代表者会議がおこなわれました。海外駐在員も全員集合。せっかくなのでイベント告知も兼ねて集合写真を撮影することになったのですが・・・。
このブログを書くためにフォルダを覗いてみたら、まぁまとまりのないこと笑。いい感じかと思いきや誰かしらどこか向いているという。ちゃんとして?笑。そんな皆も今頃は、スーダン、パレスチナ、ラオスなど世界各地で元気に過ごしていることと思います。
ため池完成後、レモングラスを植えたり、たい肥や苗木の研修をして嬉しいことに実践者が増えていたり しますが、先日はJVCの農業研修の中でも人気の高い古タイヤをプランターとして用いた野菜の栽培研修を実施しました。過去数年この研修を複数の村で実施していますが、村では古タイヤを無料もしくは安価で入手することが可能であるからか、多くの家庭で実践が見られます。
ため池の周囲に住む方の中にも、過去に研修に参加したり、近所の人の真似をしたりして実践している方もいたのですが、やり方を知らないという方も多かったので、今回改めて実施することとなりました。ちなみにこの古タイヤを利用する方法は、プランター栽培であるためにやせた土地でも栽培でき、乾季の乾燥や雨季の洪水などの場合でも場所を移すなどすれば、比較的容易に野菜を栽培することができます。
最近、ため池のことばかり書いている気がします。本当は他のことも書きたいんですが、次々に書くことが現れるものですね。今回は動画も交えてみたのでぜひご覧ください。
水不足が深刻な村で、家庭菜園用の農業用水のサポートのために掘削しているため池。JVCが過去に掘削したため池を生かして、素晴らしく菜園を広げ、毎日の食材を自給できるようになり、日々の出費を抑えることに成功した女性(=ボッパーさん)も既にいます。そんな方を少しでも増やしたい、と活動を続けています。
たい肥&苗木研修
7月に入り雨も降るようになり、作物も育ちやすくなったところで、ため池の近隣住民の方の家庭菜園のサポートのため、たい肥研修と苗木研修を実施しました。JVCは生態系に配慮した方法をなるべく推奨しているので、まずは自然たい肥のつくり方を。村で手に入りやすい牛糞や落ち葉などを材料として使うので、化学肥料を買うより安いのも良い、との声も聞かれます。

研修の様子を動画で。写真では伝えきれない熱気が伝わると思います!
先日のため池の完成報告会で決まった、動物(牛)避けフェンスの設置。村の皆さんで自主的に勧めるということで、完成を心待ちにしていたのですが・・・
じゃん!こんな感じで、着々と進んでいます。深さが5mもあるので、動物(主に牛)が落ちてしまっては大変なので、この対策だそうです。

カンボジアから大村です。今日は、ため池の完成報告会のレポートをお届けします。
先日更新した掘削完了の日から数日後。正直、完成報告などしなくとも、村の方は皆さん、掘削が終わったことをご存知なのですが(口コミで広がる)、改めて利用方法などを確認するいい機会にもなるので、完成報告会を行いました。
まずは、見てください。このノリノリ写真・・・!
カンボジアから大村です。今日は、2018年12月末に「どこに掘るか会議」を開催し、スタッフが力をあわせた舞台裏までを報告していた、ため池のその後をお届けしたいと思います。
「どこに掘るか会議」で村の皆さんと候補地を絞ったあとは、改めて周辺の住民に水へのアクセス状況についての聞き取りを行ったり、地質の調査を実施したり、村長や行政官と話し合いをしたりしました。
こんにちは。去る2019年2月27日、JVCカンボジアは、TRC(農業・農村開発に関する資料・情報センター)を、カンボジア王立農業大学図書室に移管しました。
カンボジアから大村です。この国の暑さの最盛期といわれる乾期の終わりの4月、5月。今年は雨が降るのがとても遅く(事業地では5/9、ようやく待望の雨が降りました!)、地元の人も、在住暦の長い外国人も、「今年は本当にきつかった!」と口を揃えて言いました。気温は毎日40℃を超え、4月の終わりに日本から出張に来ていたカンボジア事業担当・下田のパソコンは、到着初日に暑さで起動しなくなり、プリンターは高温で中のノズルが故障。スタッフの携帯も暑さで電源が入らなくなるなど、電子機器が次々とダメになっていく日々・・・。本当に、暑かった。