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【40】8月17日:難聴取地の解消を目指して

震災支援担当 楢崎 知行
2011年9月16日 更新

南相馬市は、北から鹿島町、原町市、小高町の三つの市町が合併して生まれました。警戒区域に指定された小高区の一万人余りと、三つの地区の海側が津波の被害にあい、一万三千人余りが、住む家を失いました。原町区は緊急時避難準備区域に指定されたため、仮設住宅の建設は、鹿島区の山側の地域に限られました。

FM放送局のある市役所と多くの仮設住宅は小高い丘にさえぎられ、カー・ラジオでは聞くことができても、小型の携帯ラジオでは聞くことのできなません。仮設住宅の建築が進むにつれて、この難聴取地の解消が大きな課題になりました。

私たちは四つの方法を並行して検討しています

①鹿島に中継局を作る。

②本局のアンテナに改良する。

③インターネットの放送を、ミニミニFM局をつくり放送する。

④FMラジオを高性能のアンテナ受信機で受信し、ミニミニFM局で流す。

①②の方法は、一カ所の設備だけで済み、鹿島区の多くの部分で感度が上がるメリットがありますが、法律や経費の面で難関があります。③④は数十ある仮設住宅団地に、一つずつ作る必要があります。

今日は、このうち、③の方法を試しました。インターネットの回線が引かれている仮設団地にパソコンとミニミニFM放送施設を持ち込んで、試してみました。ミニミニFM放送局の有効性は確かめることができましたが、インターネットの接続に安定性がなく、後日、④の方法を試すことにしました。

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