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続く避難所支援 暑さ対策を急ぐ

震災支援担当 岩田 健一郎
2011年8月 2日 更新

現在被災地では、被災者の避難所から仮設住宅への移動が進んでいます。それに伴い、支援活動も避難所から仮設住宅へとその対象が移りつつあります。しかし、依然として多くの被災者が、避難所という厳しい環境の中で避難生活を続けています。市の発表によると、7月26日現在も37の避難所に1584名の避難者が避難しています。

夏場を迎え気温の上昇と共に、避難所内での熱中症の発生や衛生環境の悪化が懸念されています。暑い日中に避難所を訪れると、粘りつく様な空気が体にまとわりつき、じっとりと汗をかきます。また、十分な物干しのスペースも無く、思う様に洗濯のできない避難所では、長い間使用している寝具が不衛生になりかねません。そこでJVCは、避難所支援として扇風機とシーツ・枕カバーの提供を行い、熱中症対策と衛生環境の改善を図ってきました。

JVCが活動を展開している鹿折(ししおり)地区の鹿折中学校では、体育館にて避難所が運営されており、現在も60世帯、130名近くの方が避難しています。この避難所では以前から10台の扇風機が設置されていましたが、避難所の管理に当たっている職員に聞き取り調査を行ったところ、扇風機が不足していることが分かりました。そこで、避難所からのニーズに合わせ、さらに6台分の扇風機を提供することにしました。

避難所の様子避難所の様子

また、避難者の方々の要望に合わせて、清潔なシーツや枕カバーを提供しています。その際、シーツや枕カバーの提供や回収に関しては、地元クリーニング業者の協力を得ています。このクリーニング業者は、現在も営業を行っていますが、地震や津波によって大きな被害を受けました。シーツや枕カバーの提供・回収は、避難所支援がその目的ではありますが、被災地の企業活動の手助けをすることにもつながっています。

気仙沼市によれば、仮設住宅の建設を8月中には終え、その後速やかに避難所から仮設住宅への移動を完了させる予定となっています。しかし実際には、仮設住宅の建設の遅れから、移動の完了が予定よりずれ込む可能性があります。長引く避難生活の中で、熱中症やその他の病気の発生を防ぐためには、少しでも環境の改善を図っていく必要があります。JVCは、避難生活を続けている方々が取り残されることの無い様、こうした避難所支援を続けていきます。


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