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学科授業、いよいよラストスパート

JVCスーダン現地代表 今井 高樹
2008年10月 3日 更新

JVC整備工場の研修生たちが12月に卒業するまで、いよいよ残り3ヶ月。実技面ではぐんぐん力量を付けてきた彼らですが、学科面でも、私たちが立案した講義スケジュールの最後のトピック「電装システム」を残すだけとなりました。しかしこの「電装システム」、今までの授業内容と比較してはるかに難しいのです。

「はたして研修生たちが内容を理解してくれるだろうか?」

これが日本人専門家の井谷、坂本の悩みでした。英語の読み書きが十分にできず、授業を苦手にする研修生も何人かいるのです。はたして彼らが授業についてこられるのか?
そこで、私たちはアンケートで本人の希望を聞いてみることにしました。研修生を集めて、井谷が「電装」の授業について説明します。

図を書いて説明する井谷図を書いて説明する井谷

「今までの授業では、これがブレーキだとか、これがトランスミッションだとか、実物を見せて説明することができた。でも、『電気』は実物を見せることができない。説明だけで、あとは頭の中で想像するしかない。だから難しい」研修生たちは神妙な顔つきで聞いています。「幸いにも、スーダンでは『整備士』と『電装技師』は別々になっているので、無理に電装システムを勉強しなくても整備士としては通用する。だから、正直言って自分には難しそうだと思ったら、授業を受けずに実習に多くの時間を使って欲しい。難しいけれども本当に電装を勉強したい人は、授業を受けて欲しい」
どうするか最後まで迷っていた研修生もいましたが、結果的には、14人の研修生のうち9人が受講を希望、授業がスタートしました。

「電装システム」初回のテストを受けるジスマル。勉強熱心の彼は満点を取った「電装システム」初回のテストを受けるジスマル。勉強熱心の彼は満点を取った

「どう、電装の授業は?簡単?」と聞いてみると、研修生のポニーは「簡単じゃないよ」とムッとしたような答え。「じゃあ、難しい?」と聞き返すと「そんなことない。自分では、なんとか理解できていると思う」とのこと。井谷によれば、研修生は頑張って理解しているようだが、なにぶん教えるのに時間がかかるとのこと。このままいったら卒業までに終わらない・・・。
「よし、これからは毎日授業だ!」とついに井谷が宣言。今週水曜日(10月1日)はイスラームの祝日のためJVC整備工場も休日を取ったのですが、なんと休日出勤で授業だけは敢行されました。

休日にも行われた授業。「これは伝導体?それとも絶縁体?」テスターを使って確かめる休日にも行われた授業。「これは伝導体?それとも絶縁体?」テスターを使って確かめる

残り3ヶ月、いよいよラストスパートです。


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