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東エルサレム:介護施設より

パレスチナ現地調整員 津高 政志
2009年11月11日 更新

今日は、現地でJVCが一緒に活動しているNGO「医療救援協会(MRS)」の医師と救急処置法の出前授業に出かけました。今回出向いたのは東エルサレムの北部にある介護施設。お年寄りの方たちがのんびりと暮しています。

介護しているのは比較的若い看護師たちで、MRSの医師が来るのを心待ちにしていた様子です。今回の授業は本格的な応急処置を説明するため、現役の救急隊員も手伝いに来てくれました。

授業開始。まず、看護師たちはペアになって分かれ、それぞれ救急医療の具体的事例を問題として書かれた紙を与えられます。何分間か相談する時間を与えられた後、すぐに全員の前で処置を実践しなければなりません。

問題を渡されて相談する看護師たち問題を渡されて相談する看護師たち

最初のペアが与えられたのは、鼻血の応急処置。一人が患者役になり、もう一人が自分の行う処置を細かく説明しながら発表します。次のケースは手首からの出血。次は胸にナイフなどで外傷を負った場合。発表者の説明に足りないところがあったり、間違いに気づいたりした時は、その場でほかの看護師たちが指摘し、理解を深めます。また、医師たちは発表している途中にも知識と経験に基づくアドバイスを与え、看護師たちが様々なケースに対応できるように導きます。

足の骨折、それから喉に何かが詰まった場合の処置の後、人口呼吸法の発表が始まりました。もちろん看護師たちはやり方を知っているため、医師と救急隊員は人工呼吸のやり方というよりも、どこに気をつけるべきかについて細かなアドバイスをします。

人工呼吸は救急法の基本人工呼吸は救急法の基本

さらに、眼球のけがの処置方法、そして意識のない患者を担架にくくりつけて運搬するという大がかりなものも行いました。すべての処置とその説明が終わった後、患者役の看護師が「写真を撮って日本の人たちに見せてくれよ!」と言ってきました。この写真が本日いちばんひどいけがをした人の処置後の写真です。

うまく救助できた様子うまく救助できた様子

パレスチナで活動する医療従事者は、なかなかこういった技術を習得・再確認する機会がありません。この介護施設のようにやる気のある看護師たちが熱心に勉強してくれることで、紛争の被害者たちの救済につながればと思います。


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