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ハンダラ文化センター 女性グループのお母さんたち

2007年6月18日 更新

ベツレヘムのベイト・ジブリン難民キャンプにあるハンダラ文化センターの女性グループは、収入創出活動としてパレスチナの伝統刺繍を使った小物やバッグなどを作っています。現在グループに参加している17人の女性たちのほとんどが、子どものいる女性たちです。JVCはその彼女たちの頑張りを、サポートしています。

パレスチナにおける経済は悪化しており、キャンプのお父さんたちの中には、仕事を失ってしまったり、働いていてもお給料が出ない人たちもいます。そのような家庭において、お母さんたちが刺繍製品づくりで得る給料は、とても重要な収入源です。しかしお母さんたちはいつも、苦労を感じさせないほど明るく元気です。家事の合間にも、子どもたちに勉強を教える間にも手を動かし、驚くほどの速さで刺繍を仕上げているのです。センターに集まれば、お母さん同士でおしゃべりに花を咲かせながらも手元は常に動いていて、私はいつも仕事の速さと元気のよさに圧倒されます。

壁にディスプレイされたバッグ壁にディスプレイされたバッグ

先日、「女性グループの仕事を見て、彼女たちの手作りの製品を購入したい」と、日本からの観光客が30人ほど女性センターを訪れました。普段は材料の布や仕上がりのチェックを待っている商品であふれているセンターですが、この日のために、ハンダラ文化センターのボランティアの男の子たちも手伝って前日から部屋のディスプレイをしました。壁一面を使って飾られた商品の間には、美しい刺繍が施されたパレスチナのドレスも飾られています。ディスプレイを率先して行ってくれた男の子たちも、その出来に誇らしげ。お母さんと一緒に来た小さな男の子は、一つ一つの商品に値段を貼る作業を手伝います。キャンプの若い女の子たちも、「デプカ」と呼ばれるパレスチナのダンスの衣装や、伝統のドレスを着て、販売を手伝ってくれました。

訪れて刺繍製品を購入した方たちは、「どちらの模様がお土産に喜ばれるかしら?」「これはあなたが刺繍をしたの?」と、実際に作っている女性たちと話していました。女性たちにとっても、購入する人の反応を知ることができる貴重な機会。どの商品が気に入ってもらえるか、どの模様が人気なのか、ドキドキだったようですが、数十分後にはほとんどの商品が買い物袋に納まっていました。「日本で販売されていて好評ということは聞いているけれど、実際に商品を喜んでもらえるのが見られて嬉しかった」と女性グループの1人は言っていました。皆さんも、日本で販売されている彼女たちの刺繍製品を手にする機会があったら、ぜひ感想を教えてくださいね。

伝統ドレスを着た女性たちと(左端が福田)伝統ドレスを着た女性たちと(左端が福田)

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