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子どもの栄養改善事業とガザ北部の状況

パレスチナ現地調整員 藤屋 リカ
2004年10月13日 更新

牛乳が届いた

9月21日に、JVCも参加しているガザ地区での子どもの栄養改善事業の2004 / 2005 新年度開始の式典と、昨年度のこの事業の成果や子どもたちの栄養状況についての発表がありました。保健省や教育省の代表や医療や教育(特に幼稚園)を専門とするNGO関係者ら数十人が集まり、子どもたちの栄養状態についても話し合う機会を持てました。この事業が無事に続くことをみんなで願ったことは言うまでもありません。新年度には昨年の25幼稚園、約2300人から拡大して、事業全体で1万人の子どもたちを対象にする予定です。スタッフも増えました。JVCはその内の、5つの幼稚園、500人を担当しています。

希望に満ちた事業の開始から1週間もたたない27日、イスラエル軍はガザ北部に侵攻、幼稚園も閉まってしまいました。

JVCが支援するジャバリヤ地区の幼稚園は、銃撃戦の激しい地区にあります。10月5日、地元女性団体の代表であるこの幼稚園の園長先生は、銃撃戦や移動封鎖が続く中、ジャバリヤからガザ市にやってきて、NGOの事務所をまわり窮状を訴え、特に停電している地区で必要な、冷蔵しなくても保管できる食料支援を求めました。しかし、その地区は、国際赤十字とイスラエル軍のコーディネーションでのみしか、外部からは近づけない状況が続いていました。10月11日、園長先生からの再度SOSの電話がかかり、ANERAのガザ事務所で働いている栄養改善事業の責任者が調整に奮闘し、12日にはジャバリヤで最も食料を必要としている人々(特に子ども)の元に、この事業で使っている長期保存可能な牛乳を届けることができました。

私は、まだ安全な移動手段が確保できないので、ガザの人たちと電話でやり取りしながら、エルサレムで仕事をしています。ガザ北部の人々にとっては携帯電話が命綱のようなのですが、これも停電して使えなくなったりプリペイドカード式でカードが終わってしまったり、難民キャンプの中は元々電波が届きにくかったりと、必ずしもうまくつながるわけではありません。私も電話で話すときは。最低限の用件で電話がつながれば話す、といった感じです。状況は刻々と変わり私自身も状況を把握し切れていませんが、厳しい状況の中でも、最も弱い立場にある人たちが生きていくために、必死にがんばっている人々の努力が伝わってきます。

パレスチナでの栄養支援活動についてはこちらを参照ください。


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