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6月19日(月)乾く村

ラオス現地代表 新井 綾香
2006年6月19日 更新

久々の現場入り。JVCが支援しているSRI(幼苗一本植:生後15日の苗を1本で植える田植えの方法)の確認にいく。が、本来なら、既にこの時期田植えが終了しているはずなのに、マハサイ郡では雨が降らず、田植えができていない。セバンファイ川沿いにあるノンコーク村では完全に田が乾ききり、まるで乾季に見た田そのものと変わりなかった。既に苗床では種籾を蒔いてしまっており、苗はそろそろ生後15日目に達する。このまま雨が降らなければ、また苗床から作り直しだ。天水だけに頼る農業というのは、なんと不確定なものだろう。そして、その農業をしている村人に、SRIは果たしてあっているのか?村人の仕事だけを増やす結果になっていないか?例のごとく、不安が頭の中を駆け巡る。

同じノンコーク村の焼畑も見学した。乾燥は、焼畑にも影響を少しづつ及ぼしているが、それでも陸稲は雨も降らないのに、すくすくと育っていた。陸稲は少しの乾燥では滅多に枯れないけど、水稲は雨が降らないとすぐにダメになる。こういう状況を見ると、焼畑がいかに村人の生活を支えているか、ある意味村人にとって保険のような役割(万が一の時の唯一の収穫になる)をしているか実感する。村人の農業は知れば知るほど、カムアンの自然とみごとにマッチしており、本当に頭が下がります。

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