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「ピース・ヤード」ワークショップの報告書
(2015年9月~10月)

JVCイラク事業チーム補佐 中野 恵美
2016年10月17日 更新

イラクでは、2003年のイラク戦争以後も宗派・党派対立および過激派の攻撃などにより厳しい情勢が続いてきましたが、2014年以降、過激派組織「イスラム国」(IS)が台頭、人々の暮らしは更に混乱しています。現在も約300万人以上の人々が家を追われ避難を余儀なくされています。国連機関等も避難民に対する支援を実施していますが、資金不足により支援の規模を縮小しています。

2014年6月からの情勢悪化に伴い、JVCの活動地であるキルクーク県にも多くの人々が避難して来ており、シリアからの難民も含めその数は約50万人とされます(キルクークのもともとの人口は約75万人)。国際社会の支援は治安の安定しているクルド自治区に集中し、キルクークなどイラク国内への支援はまったく不十分です。避難民のうち国連等のキャンプに入れるのは一部で、建設中の建物等で暮らしている人々もいます。現地では、急激な人口増による物資不足で物価が高騰、一方で労働力が供給過剰で賃金が下がり、地元の人々には不満が広がっています。避難民側にも支援の内容や公平性などに不満があり、もともと多様で複雑な地域社会が更に複雑になり、グループ間の感情的対立が高まっています。暴力への発展を防ぐために、何らかの対処が必要な危機的状況です。

そのような状況において、キルクーク市、ラパリン地区にあるINSANの事務所建物を使い、避難民・地元住民の子どもたちを対象として、共生や平和について学ぶ「ピース・ヤード」を開設しました。対象者のおおよその年齢は8-12歳。民族的・宗派的な背景を考慮して、互いに交流できるように配慮しました。具体的には、アートや演劇の手法を取り入れながら、平和、多様性、共存などについて、多様な民族やグループの子供たちが交流しながら一緒に学びました。例えば、「他の民族の歌」を歌うアクティビティなどを実施しました。心理学の専門家やソーシャルワーカーらも参加し、「地域委員会」のメンバーや、以前の平和ワークショップの修了生等ボランティアの若者らが活動をサポートしました。

「ピース・ヤード」ワークショップ2015年9月~10月の報告書はこちらのPDFをご覧ください「ピース・ヤード」ワークショップ2015年9月~10月の報告書はこちらのPDFをご覧ください

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