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イラク支援コンサート「アラブの月」を開催

2015年度イラク事業インターン 渡辺 真帆
2015年5月 8日 更新
ウードを演奏する常味さん(左)とレクを演奏する和田さん(右)ウードを演奏する常味さん(左)とレクを演奏する和田さん(右)

4月19日(日)にチャリティサロンコンサート「アラブの月 ~紛争下に生きるイラクの子どもたちのために~」が開催されました。会場は新宿御苑そばのマエストローラ音楽院。小雨が降る中、多くの方に足を運んでいただきました。

出演者は日本のアラブ音楽界を牽引するお二人、ウード奏者の常味裕司さんと、レク(アラブのタンバリン)奏者の和田啓さん。ふだん聞いている音階やリズムとまったく違うのに、耳に心地よく、どことなく郷愁を誘う美しい響き。小さな会場のため、お二人の手元の動きもよく見え、いったいどうしてそんな音が出せるのだろう...と私は終始感動しながら聞き入っていました。

アラブのタンバリン・レクの構造を説明。皮の部分やジングルを叩いたり、全体を振ったりしてリズムを刻みますアラブのタンバリン・レクの構造を説明。皮の部分やジングルを叩いたり、全体を振ったりしてリズムを刻みます

演奏の合間には常味さん、和田さんによる楽器や曲の解説がありました。ウードが琵琶やリュートの原形であるという話に、アラブと日本やヨーロッパの歴史的なつながりを実感。また天然のレクの皮は湿度の高い日本では使えないといった、奏者ならではのお話も。7拍子、9拍子、10拍子といった複雑なリズムを和田さんが実演し、常味さんが拍をカウントして紹介する場面では、客席中から感嘆の声が上がりました。イラク、シリア、チュニジア、エジプト、また古典から現代の曲に至るまで、アラブ音楽の広がりを体感する盛りだくさんの2時間弱でした。

JVCスタッフがイラクの難民キャンプの状況を説明JVCスタッフがイラクの難民キャンプの状況を説明

コンサートの冒頭では、イラク訪問から帰国したばかりのスタッフが、現地で撮影した写真を交え最新の状況を報告しました。「東京に住む子どもと同じくらいの人数が避難民になっている」「難民キャンプで暮らす家族が、大変な状況にもかかわらず訪問したスタッフに食事をすすめてくれた」といった話を紹介。みなさん熱心に耳を傾けてくださり、アンケートでは「引き続き難民支援をお願いします」と激励の言葉もいただきました。

各回の演奏後には、サロンでワインやアラブ風ハーブティーをいただきながら懇親会。常味さん、和田さんに楽器を触らせてもらったり、五線譜の楽譜を見せてもらったりと、贅沢な交流のひとときとなりました。

レクを手に取り体験レクを手に取り体験
ウードのつくりに興味深々ウードのつくりに興味深々

報道では取り上げられないアラブ文化の魅力に触れる今回のイベント、大好評のうちに終了しました。音楽を通じて、世界各地の暮らしに思いをはせるマエストローラ音楽院×JVCのチャリティコンサート、次回もどうぞご期待ください。

※本コンサートの収益金はJVCのイラクでの活動に役立てられます。ご来場いただいたみなさま、誠にありがとうございました。

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