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カンボジアのごみ事情

カンボジア現地インターン 石山 麻美
2016年1月 6日 更新
VCD当日は、教室の机を外に運んで会場にしました。VCD当日は、教室の机を外に運んで会場にしました。

12月にVillage Clean Day(以下VCD)をサマキサンタピアップ小学校で行いました。自分たちの住む地域でごみを管理する必要性を知ってもらい、今後も自分たちでごみを管理し続けていってもらうことを目的として毎年このイベントを行っています。

まずは、理解をすることから

模造紙に学んだことを真剣に書きだす5年生模造紙に学んだことを真剣に書きだす5年生

VCDのイベントを行う前に、ごみ管理に関する授業を小学校で何度か行いました。そこでは、ごみが自分たちの住む村の環境を汚してしまうことや、ごみには「燃えるごみ」「燃えないごみ」があり分別する必要があること、3R(Reduce, Reuse, Recycle)の紹介などをしました。授業形式で一通り教えたあとは、グループで復習する時間をとり、学んだことを文字化してもらい、知識として定着するよう心がけました。

演技をするごみ袋役の男の子と、後ろで待機するハエ役・カニ役・農民役の児童ら演技をするごみ袋役の男の子と、後ろで待機するハエ役・カニ役・農民役の児童ら

また、ごみ管理と環境に関する劇や歌を児童に練習してもらうことで、児童にごみ管理の大切さを理解してもらい、VCD当日にはその劇や歌を発表することで、集まった近隣住民や他学年の児童に楽しみながらごみ管理に関して興味をもってもらえるようにしました。

自分たちの手で村をきれいに

村を歩き、ごみの分別を考えながらごみ拾いをしました。村を歩き、ごみの分別を考えながらごみ拾いをしました。

VCD当日には、先生・児童・教育委員会の方々・近隣住民の方々など合わせて200人程が参加してくださいました。児童を中心に、学校から周囲1kmほどの範囲でごみ拾いを行いました。その際に、「燃えるごみ」「燃えないごみ」「プラスチックの袋」「ペットボトル」の4種類に分別する練習をしました。普段は、ごみが出たらすぐにその場に捨てることが多いカンボジア人。村の中にはたくさんの売店がありますが、その周辺は特に多くのごみ捨てられています。そもそも、村の中に「ごみ箱」をあまり見ないです。ごみ拾いをしたのは30分ほどですが、約50kgものごみを拾いました。また、JVCスタッフがペットボトルの再利用方法(けんだま、ペン立て、シャベルなど)を交えながら3Rの説明を行いました。イベントが閉会した後、児童らはペットボトルを再利用して作ったけん玉に興味津々で、楽しそうに遊んでいました。

止まらないポイ捨て

しかし、イベント後にもごみをポイ捨てする児童や大人を見ました。たった一度のイベントや研修だけで、参加者全員の今までの習慣を変えることは難しいことだと思います。ですが、このようなイベントを通して、これから意識をして行動してくれる人もいると期待しています。これからも継続して呼びかけをしていく必要があると感じました。

インターン生としての経験

私は、このイベントの式中にJVCの団体説明やVCDのイベント説明をカンボジア語で3分ほど行いました。これは、イベントの前日にカンボジア人スタッフから聞かされ、「急に何を言い出すんだ」と焦りましたが、スタッフにチェックをしてもらって準備をし、無事に説明を終えることができました。参加者の方々が私のカンボジア語(発音が難しいのです)を聞き取ることができたかはわかりませんが...またひとつ良い経験ができたと思います。

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