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たとえ現場に行けなくても
~現地スタッフとスカイプで交流~

アフガニスタン事業担当 加藤 真希
2015年2月26日 更新

2001年9月11日の同時多発テロ事件から、アフガニスタンは米軍主導の「テロとの戦い」の舞台となりました。それから13年以上経ち、昨年には新大統領を迎えましたが、現在もなお治安は改善せず、多くの民間人が犠牲となっています。JVCアフガニスタンでは、戦争で大きなダメージを受けた医療と教育の分野で活動しています。

2月、JVCアフガニスタンの教育事業を長年にわたって支援してくださっているWE21ジャパンの皆様に向けて、事業進捗の報告会を開き、都市部から遠い僻地の学校で行っている先生のトレーニング『授業研究』の今年度のハイライトをお伝えしました。

例えば、今年度は初めて女性の先生がこのトレーニングに参加したことなど、少しずつ教育の取り組みにも進展が見られてきました。(活動の詳細はこちら

教室が足りず外での授業教室が足りず外での授業

私は過去に、他の国でストリートチルドレンが集まるセンターや、スラム地域の非正規の学校で子どもたちの勉強のお手伝いをしていた経験もあり、実際に彼らと触れ合いながら、成長を感じたり、変化に気づいたりできる直接のコミュニケーションを大事に思ってきました。

JVCでアフガニスタン事業の担当となった今も、子どもたちの未来が可能性に溢れるものとなるように、よりよい教育の場づくりに携わっていますが、日本人スタッフの私達がアフガニスタンに入れないまま、すでに2年半の月日が流れました。これまでに一度も現地の学校に訪れたことがありません。

近年、女の子の就学率も上がってきている近年、女の子の就学率も上がってきている

現地から送られてくる報告や、写真、動画に思いを馳せる日々。本当に悔しい気持ちです。

スクリーンを通じて、現地と中継です!スクリーンを通じて、現地と中継です!

それでも、私達が日本でできることはまだまだたくさんあるはず、ということで今回の報告会では現地の教育担当・アジマールとWE21ジャパンの皆様とで、スカイプを使って直接の交流を試みました。

日本はアフガニスタンより4時間半早いので、アジマールには早起きをお願いし(といっても、イスラム教徒の彼は普段からお祈りのため朝早く起きるようですが)、
ジャララバードの事務所からスカイプを繋いでもらい、日々の活動や彼の思いを話してもらいました。

報告会の参加者からの「女の子たちが将来なりたい職業は何ですか」という質問に対するアジマールの答えは、「一番人気なのは医者と学校の先生です」。村の中にも高校や大学へ進学を希望する女子生徒も多くいる一方で、実際は、学校が遠い、学校にトイレがない、女性の先生がいない(男性教員には教わることができない)などの事情で、勉強を続けられない生徒がまだまだ多くいます。

医療分野でも教育分野でも、より多くの女性が活躍できる場を整えていかなければならず、JVCももっともっと教員トレーニングに力を入れていきたいと、アジマールの口からも伝えられました。皆様からもたくさんの質問やコメントいただき、アジマールも始終嬉しさいっぱいの笑顔を見せていました。

現地事務所はこんな感じ。画面に日本側が写っています現地事務所はこんな感じ。画面に日本側が写っています

たとえ現場に行けなくてもこうして、現地からの報告を日本に、そして日本からのエールを現地に届ける役割を、私達は担っていると改めて感じました。遠くはなれた場所にいる仲間に、継続して"顔の見える支援"をしてくださっている皆様に改めて感謝しながら、一層活動を充実させていきたいと実感した報告会でした。

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