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大漁旗への寄せ書き-気仙沼の人々と千葉県の農家の方々との交流

震災支援担当 岩田 健一郎
2011年11月28日 更新

四ヶ浜しかはま鶴ヶ浦つるがうらにある鶴ヶ浦生活文化センターは、震災直後から8月7日の閉所まで、避難所として機能していました。この避難所に、かねてよりJVCと交流のある千葉県の「農事組合法人 三里塚ワンパック野菜」の農家の方々が、有機野菜の提供を続けて下さいました。週一回、玉ねぎ、じゃがいも、ほうれん草から季節の野菜まで、様々な野菜が避難所に届き、おにぎりやパン、インスタント食品中心の避難所の食生活が改善されました。

避難所閉鎖後、避難者の方々が仮設住宅に移られてからも、この野菜の提供は続きました。週一回、浦島小学校・仮設住宅(23戸)に配達される野菜は、入居者の方々自身の手によって分けられ、全ての世帯に届けられてきました。

10月上旬、仮設住宅の入居者の方から、次の様に伝えられました。「千葉県の農家の方々に、これまで野菜を提供してもらって、本当に助かりました。とても感謝しています。ただ、いつまでもその好意に甘えていてはいけないと思うのです。ですから、今回の提供で終わりにしてもらおうと思っています。最後に、何らかの形でお礼をしたいと思います」。

大漁旗に寄せ書きをする仮設住宅の皆さん大漁旗に寄せ書きをする仮設住宅の皆さん

JVCは、仮設住宅の皆さんのこうした意向を受けて、感謝の気持ちを込めた寄せ書きのお手伝いをしました。まず、鶴ヶ浦の漁師の方に大漁旗を提供して頂きました。その上で、入居者の方々にメッセージを書き込んでもらいました。そして、11月6日に行われた「三里塚ワンパック野菜」の収穫祭に合わせて、出来上がった大漁旗をお届けしました。

寄せ書きのお手伝いをするJVC山崎(左端)とJVC岩田(右端)寄せ書きのお手伝いをするJVC山崎(左端)とJVC岩田(右端)

収穫祭の様子収穫祭の様子

約150名の参加があった「三里塚ワンパック野菜」の収穫祭当日には、農家の方々にこの大漁旗がお披露目されました。この際、写真展示などを通じて、JVCの気仙沼での活動や、鹿折地区の地域の方の取組についても合わせてご紹介頂きました。

収穫祭の会場に飾られた大漁旗収穫祭の会場に飾られた大漁旗

気仙沼の様子を伝える写真展示気仙沼の様子を伝える写真展示

「三里塚ワンパック野菜」の方に仮設住宅の皆さんの意向をお伝えしたところ、その方は次のように話していました。「週一回の提供は今回で終わりにしようと思いますが、せっかくできたつながりを大切にして、今後も月一回程度は野菜を提供したいと思っています。私達が震災の記憶を忘れないためにも、そうしたいのです」。

千葉県の農家の方々も、放射能の問題で、震災の影響を大きく受けています。震災後の支援をきっかけとして、気仙沼の人々と千葉県の農家の方々は、互いにつながりを持ちました。現在も月一回の野菜の提供が続いています。今後両者がそのつながりを温め、新たな関係を育んでいくために、JVCはこの様な相互交流のための支援活動を続けていきます。

仮設住宅の皆さんとJVC山崎(左端)・JVC岩田(右から二人目)仮設住宅の皆さんとJVC山崎(左端)・JVC岩田(右から二人目)


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