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お茶会を通じた新たなコミュニティー作り

震災支援担当 岩田 健一郎
2011年6月29日 更新

気仙沼市災害ボランティアセンターでは、被災者支援として、仮設住宅入居者に対する交流の場の提供を目的に、各仮設住宅において「お茶会」を行っています。JVCは、災害ボランティアセンターの運営支援の一環として、その企画・実施に関わっています。今回は、そのお茶会の様子を簡単にご紹介します。

アイスブレーキングの様子アイスブレーキングの様子

仮設住宅のほとんどには、集会所が設けられており、お茶会もこの集会所で行います。仮設住宅入居者には、チラシのポスティングなどを通じて、お茶会実施の周知をします。この日は、ある中学校の校庭に設けられた仮設住宅にて、午前10時よりお茶会を行いました。まず簡単なアイスブレーキングを行い、参加者の緊張を解きほぐします。

座卓を囲んで話をする参加者達座卓を囲んで話をする参加者達

その後、お茶やお菓子を手に取りながら、様々な話をします。震災当日の体験や、現在の仮設住宅での暮らし、今後の生活への不安など、話の内容は多岐にわたります。お茶会を通して、震災以来の再会を果たす人達や、初めて会った者同士、互いに自己紹介をし合う参加者達の姿も見られます。

約二時間で、お茶会は終了。会の最後には、参加者に対して、支援物資として届けられた日用品などが提供されます。この日の参加者は約30名、皆満足した様子で帰って行きました。

必要な日用品を選ぶ参加者達必要な日用品を選ぶ参加者達

仮設住宅には、様々な地域から入居者が集められることになります。そのため、それまで保たれてきた人と人とのつながりが失われ、互いに顔の見えない関係の中で、生活をしなければならい状況が生まれます。阪神大震災で大きく取り上げられることとなった孤独死の問題も、この様な仮設住宅の状況が原因の一つにあると考えられてきました。こうした問題の発生を防ぐためには、仮設住宅において、新たなコミュニティーを作り出し、いかに顔の見える関係を作り出すかが、大きな課題となります。この課題に対処するために、仮設住宅入居者の間に交流の場を提供することも、被災者支援の重要な活動の一つです。

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JVCはこれまで、下田寛典、金瑛美、長畑凪の3人態勢で、気仙沼市災害ボランティアセンターの運営支援を行ってきました。6月24日には下田が、6月26日には、金、長畑が、それぞれ災害ボランティアセンターでの活動を終えました。災害ボランティアセンターの立ち上げから組織編成、日々の細かな仕事まで、様々な形で3人は大きな役割を果たしました。

今後、当面の間は、震災支援担当の岩田が気仙沼での活動を続けていきます。


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