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鹿折地区の人々との蔵王温泉旅行

震災支援担当 岩田 健一郎
2011年6月20日 更新

JVCは、震災以降、被災地支援として、気仙沼市災害ボランティアセンターの運営支援を行ってきましたが、その活動と並行して、鹿折地区、特に梶ヶ浦、鶴ヶ浦の人々との交流を重ねてきました。

被害の大きかった鹿折地区の様子被害の大きかった鹿折地区の様子

気仙沼市は、大きく分けて、唐桑(からくわ)地区、本吉(もとよし)地区、階上(はしかみ)地区などの地区に分けられ、鹿折(ししおり)地区もその一つに数えられます。さらに、鹿折地区は、浪板(なみいた)・大浦(おおうら)・小々汐(こごしお)・梶ヶ浦(かじがうら)・鶴ヶ浦(つるがうら)の各集落に分けられます。今回の震災において、鹿折地区は津波のみならず、火災によって、壊滅的な被害を受けました。火の海と化した情景を捉えた航空映像をご記憶の方も多いと思います。

去る6月11日・12日、JVCは、これまでの鹿折地区の人々との交流をさらに深め、また震災以降、蓄積されてきた心と体の疲れを癒してもらうことを目的として、山形県の蔵王への一泊二日の温泉旅行を企画・実施しました。参加者は老若男女合わせて37名に至りました。

11時過ぎ、JVC代表の谷山、緊急支援担当の下田、ラオス担当の島村、震災対応担当の岩田の4人で、現在も避難所となっている「鶴ヶ浦生活文化センター」を訪問。簡単な挨拶の後、避難所の方々と一緒に昼食を取りながら、懇談しました。

バス車内にてバス車内にて

その後、参加者の方々が続々とセンターに集まり始め、全員が揃ったところで、まず岩田からJVCの紹介と今回の温泉旅行の趣旨を説明し、引き続いて谷山から挨拶を行いました。13時過ぎ、バス2両に分かれ、「鶴ヶ浦生活文化センター」を出発しました。

宴会の様子宴会の様子

途中、サービスエリアなどでの休憩を挟み、東北道・山形道を経由して、17時過ぎ、蔵王に到着。硫黄泉の湯を堪能した後、19時過ぎより、参加者の方々とJVCスタッフが一緒になって、宴会を催しました。蔵王牛のすき焼きに舌鼓を打ちつつ、お酒の力も手伝って、宴会は大いに盛り上がりました。

翌日は、早朝から温泉に入ったり、あるいは宿の前で開かれていた小さな朝市を楽しんだりと、各々が、ゆったりとした時間を過ごしました。10時、蔵王を出発し、再びバスで鶴ヶ浦に戻り、14時過ぎ、終了の運びとなりました。

後日、参加者の方々から、御礼の手紙を頂きました。その中では、温泉旅行によって、疲れた心と体が癒されたことに対する感謝の気持ちと、気仙沼の元の姿を取り戻すことでその恩返しをしたいという静かな思いが綴られていました。

旅館前での集合写真旅館前での集合写真

鶴ヶ浦の海辺には、昭和の三陸大津波(1933年3月3日発生)の記憶を伝える石碑がひっそりと建っています。気仙沼の人々は、古来より度々自然災害によって、その生活を奪われてきました。しかし、その度ごとに、自ら立ち上がり、自分たちの生活を取り戻してきました。今回の震災によって、大きな打撃を受けた人々の中にも、復興への確かな思いがあります。JVCは、鹿折地区の人々との交流を温めながら、その思いを復興への歩みと繋げていく手助けをしていきたいと考えています。

皆様の引き続きのご支援を、よろしくお願い致します。


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