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南タイでのビルマ人労働者に対する医療支援

 
2010年8月24日 更新

タイ事業担当:下田寛典

活動概要

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2004年末、スマトラ島沖地震に伴う津波は、タイ南部のアンダマン海沿岸を襲いました。被災したタイの西にはミャンマーがあり、津波発生以前から多くのビルマ人がタイに渡り働いていました。南タイに住むビルマ人は、観光業、漁業、建設業、商品作物栽培(パーム椰子やゴム栽培など)を下支えしている底辺労働者たちです。大半のタイ人は被災後、半年から1年で生活基盤を開始し、現在では目に見える被害の多くは復旧していますが、南タイに住むビルマ人労働者の場合、津波から5年が経った今でも住環境を含めまだまだ多くの困難を抱えています。

◆2007年度報告

活動評価のまとめを実施。フォローアップとして、外国人労働者への医療支援を共に実施した現地NGOを訪問しました。引き続き支援が求められていることを確認しました。

◆2008年度報告

2008年11月、JVCは現地NGO(団体名FED:Foundation of Education and Development)が行うビルマ人への医療支援の現場に立ち会いました。訪問した際、私たちはビルマ人労働者とその家族の深刻な健康被害を目にしました。こうしたビルマ人労働者は決して珍しいケースではありません。劣悪な労働環境と不安定な生計の影響を受け、病気や怪我を負うビルマ人労働者はあとを絶ちません。

※FEDとJVCは2005年から被災したビルマ人労働者への津波復興支援を共にした経緯があります。

◆2009年度報告

JVCはパンガー県に住むビルマ人労働者の中でも救急医療を必要とする労働者とその家族に対して、月1万バーツ(約28,000円)の医療支援を実施しました。JVCの支援によって、2009年度の中で合計22人のビルマ人が医療支援を受けることができました。現地NGOであるFED(Foundaiton for Education and Development)からは、「JVCの支援は、特に命に関わる深刻なケースに対して迅速に対応できて効果的だった」という評価を受けました。

◆2010年度計画

パンガー県の在タイビルマ人を支援する現地NGO団体と共同で医薬品支援、および救急医療費への支援を継続します。また、軽症のケースに対して、医療スタッフを呼ばなくてもビルマ人自らが治療できるように、ビルマ人居住地区における地域保健員の育成研修の支援を行ないます。また、今後JVCがミャンマーにおける支援活動の可能性を探るため、国内での勉強会開催やタイ・ミャンマー国境地域において情報収集を行なっていきます。

>>スマトラ島沖津波被災支援に関してはこちら




 
 


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