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第12期インターン(2011年度)の記事一覧

2011年8月末から始まった「タイの農村で学ぶインターンシッププログラム」は2012年3月末、12期生6名が終了した。

インターンの経験は人生の岐路になる。それほど自分自身を、生き方を、根本から見つめ直す強烈な体験をする。それは、その後の人生を大きく左右する。熱く、濃い気持ちを体験していない方にも共有したい。インターン生が様々な思い、決意を抱き帰国をして一ヶ月経過した最終報告から抜粋して掲載する。

前回のブログの続きである。高桑君の前回のブログ記事はこちらから!

もし、開発・援助をしたいのならどういうことを考えるべきであるのか、などである。しかし、今回はそれを残りの二人(同じくランドフィルに滞在体験をする佐藤さんと中村君)に譲り、今や僕の代名詞ともなった「自然」についてつづろうと思う。いや、さすがに代名詞は言い過ぎかもしれない。キーワードに訂正しておこう。

【第12期インターン(2011年度)】
2月24日 南タイスタディーツアー

12期インターン 新田 恭平
2012年3月29日 更新

2月23,24日、ぼくらインターン生は「在タイビルマ人への支援活動」に学ぶ、という貴重な機会を得た。以下、そのスタディーツアーのレポートである。

ビルマ/ミャンマーからやってきた人々の現状

ゴムの樹液採取ゴムの樹液採取

ビルマ/ミャンマーからタイに、仕事を求めてやってくる人は多い。今タイに来ているビルマ人は200万人以上、400万人に及ぶとも言われている。そしてその数は、増え続けている。その増え方は1日あたり約300人にも及ぶという。

それは、とてつもない数字に思えた。タイに来たビルマ/ミャンマー人は、主にゴム農園、エビ養殖場、建設業に従事する。仕事をしに来た彼らの状況は、決して良くはない。安い労働力、代えはいくらでもきく労働者として、雇用されている状況を知った。

ランドフィルの様子ランドフィルの様子

タイ東北部コンケン県の中心地から車で30分。そこにランドフィル(ゴミ処理場)はある。そこでは約60世帯、200人くらいの人が、ゴミの中からリサイクル品を探し、それを売って生活している。そこで1ヶ月半一緒に過ごした事は、何よりもいい体験であった。このブログに書ききれないほどの事をそこで学んだ。猪田さん(同じくインターン生)は、ランドフィルでの一日は、他の場所(での学び)の一年にも相当するなんて事を言っていたけれど、それはランドフィルに限ったことではないと思う。何も考えず機械の様に過ごす一日と、一瞬を真剣に生き、常に学ぼうとしている人の一日はその重さが違う。他のインターン生もそれぞれ貴重な一日を過ごしているのだと思う。僕のランドフィルで考えたことの一部を紹介しよう。

高校の頃からずっと、発展途上国で苦しんでいる人たちに何かしたいと思ってきた。そのための手段として、大学では乾燥地農業の専攻を選んだ。でも今、実際にタイに来て、現地の農民の人たちと暮らす中で私は自分自身の思いあがりに気づいてきた。

2011年10月からヤソトーン県クチュム郡の100世帯くらいの村でホームステイが始まりました。周囲はひたすら田んぼが広がっています。農村の暮らしの中で気づいたことを少し皆さんにお話します。

ラオスの村訪問ラオスの村訪問

中間報告の後、ビザ更新も兼ねてラオスへスタディツアーに参加してきました。一日目は、JVCラオス事務所代表の平野さんから、JVCラオスの活動を説明していただき、二日目は実際の活動村を訪問しました。

ポン朝市の様子ポン朝市の様子

カラシンスタディーツアー後、ポン郡の直売市場を訪問した。有機農家の生産者が消費者に直接販売をするという朝市で、始まってからもう10年になる。以前は生産者が販売元になるなんて考えもしなかったみたいだが、今では会話を楽しみながら売り買いをしている。

12月28日、ラオスよりカラシン県ナクー郡サイナワン区へ移動。目的は、バムルン・カヨター氏を訪問するためだ。農民で活動家、そして現在はサイナワン区の行政区運営機構(オーボートー)の機構長を務めている。

NGOの経験を経て行政の立場へと転身したカヨター氏NGOの経験を経て行政の立場へと転身したカヨター氏

一般的にオーボートーは、村民の声を聞いて方針を決めるのだが、カヨター氏はそういった受け身ではなく、積極的に村民の声を聞いているという。行政と村民の関係を強くしていくことで、村民が本当に望む声を知るというのだ。オーボートーとしては、サイナワン区を有機農業区にしたいらしいのだが、顕在化してはいないものの、政治的バックグラウンドの違う赤シャツと黄色シャツの対立が問題としてあるという。その他、後継者不足に対しての危惧もあげられた。農業に対する偏見や大変なイメージから若者が離れていくのはタイも日本も同じだろう。農業の担い手が減っていくという現実は、大規模農家形成の下地になっているようにも思う。

それぞれの村へ派遣されてから3ヶ月。各人が、自分の家族や村について、そしてその生活の中で考えたこと、感じたことについて発表しあった。この中間報告について言葉にしようと思うと切り口がありすぎて困るほど、沢山の刺激を受けたし、共感を持ったし、考えるべき問題も新たに生まれた。全てをピックアップすると上手く伝えられそうにないので、今回の文章ではそれぞれの発表で印象に残ったキーワードからまとめていこうと思う。

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