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【ガザ・栄養改善支援】
幼稚園の先生たちの夏休み

パレスチナ現地代表 福田 直美
2009年6月24日 更新
ガザのビーチで魚を売る親子ガザのビーチで魚を売る親子

ガザでも学校が夏休みに入りました。ビーチには、国連の旗を立てた大きなテントがずらりと並んでいます。子どもたちの心理ケアの必要性から、今年は前例がないくらい大規模なサマー・プログラムが組まれているとのこと。ガザの海岸沿いを車で走ると、確かにバスでやってくる小学校の子どもたちや、また家族連れで日が暮れるまでビーチでのんびりと過ごす人々が見られます。道端では、焼きとうもろこしを売るミニ屋台や、新鮮な魚を売る人の姿も。

ガザ南部、ハンユニスにある「人間の大地」栄養センターに到着し、階段を上ると、いい匂いが漂ってきました。このセンターでは、栄養失調の子どもたちに治療用の食事を提供しています。調理室を覗くと、お母さんたちが子どもたちに食べさせる食事を調理していました。「暑くなってきたから、消毒もしっかりね」と、栄養指導員さんがお母さんに器の消毒の仕方を教えています。

モハンマド君は、6月7日に初めてセンターを訪れた時、栄養失調の度合いが「6」と診断されました。「3」で「重度の栄養失調」としているので、「6」はとても深刻な状態です。初めて来た時、モハンマド君は5ヶ月半だったにも関わらず、体重が3.8kgしかありませんでした。もともと、とても小さな体で生まれてきたモハンマド君。お母さんが頑張って、この日測定した体重はやっと4kgを超えました。6ヶ月の赤ちゃんの平均体重は、7〜8kgとのこと。まだ、元気がないようです。お母さんは「ほら、こんなに小さいのよ」と私にモハンマド君を抱っこさせてくれました。赤ちゃんを抱き慣れていない私ですが、先日友人に生まれたばかりの赤ちゃんと、そんなに体重が変わらない気がします。モハンマド君は、最初は食べるのを嫌がっていたそうですが、だんだんとセンターでの栄養食を食べるようになってきたそうです。家ではお母さんが、配布される乾燥食材や、親戚から分けてもらう野菜などでスープを作っています。「ご飯を食べることを楽しめるようになったら、いい兆しよ」と健康指導員さんが言います。

「久しぶり!いい時季に来たよ」と、日本から戻ったばかりの私を笑顔で迎えてくれたのは、ベツレヘムにあるオリーブ細工工場のおじさん。挨拶もそこそこに、おじさんが庭に下りて木からもぎってきてくれたのは、ミシュミシュ(アプリコット)。一般によく見るものはオレンジ色をしたものが多いのですが、ベツレヘム地域では白っぽい色をしたものが採れ、人々は「ミシュミシュ・バラディ(地元産)」と呼び、こちらの方がおいしいと好みます。確かに甘さが違う気がします。

【スタッフの日常】
ジット村で乳絞り

パレスチナ現地代表 福田 直美
2009年6月 1日 更新
地図:ジット村(青で囲んだ地域)に入る手前には臨時検問所(青い×マーク)ができることも。アシーラ・アル・キッビーエ(緑で囲んだ地域)に入るにはトンネル(Pマーク)を通ってくる。どちらも入植地(紫)に隣接している(出典:United Nations OCHA oPt)地図:ジット村(青で囲んだ地域)に入る手前には臨時検問所(青い×マーク)ができることも。アシーラ・アル・キッビーエ(緑で囲んだ地域)に入るにはトンネル(Pマーク)を通ってくる。どちらも入植地(紫)に隣接している(出典:United Nations OCHA oPt)

カラッと気持ちよく晴れた週末、友人の家族を訪ねに、アシーラ・アル・キッビーエ村とジット村へ行ってきました。どちらもナブルスの手前にある村で、ラマッラーからナブルスへ向かい、ナブルスに入る検問所の手前で西にカルキリヤ方面に曲がった道にあります。

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