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ガザ緊急支援ハンユニス

パレスチナ現地代表 小林 和香子
2007年7月30日 更新
7月から通院している子供と母親たち7月から通院している子供と母親たち

7月25日、緊急支援先のアルデルインサン・ハンユニス栄養センターを訪問しました。ガザ市のセンター同様、ここのセンターにも多くの子どもたちが通っています。

アファフちゃんも新規アファフちゃんも新規

7月から通い始めた子供も沢山います。8ヶ月のアファフちゃんも新しく通い始めた子供の1人です。2.7kgとほぼ正常の体重で生まれてきたのに、ここのところ成長が止まったとのこと。18日に初めてセンターを訪れて、診断の結果中度の栄養失調と診断されました。軽い貧血もあります。これからしばらく週3回、センターに通うことになります。お母さんはまだ若く、アファフちゃんは2人目の子供です。アファフちゃんのことで、とても悩んでいたようですが、センターで同じような子供の悩みを抱える他のお母さんたちと接して、少しホッとした様子です。

南部のハンユニスはガザ市よりも仕事に就く機会が少なく、支援も届きにくく貧困率も高いと言われています。ハンユニスセンターの代表と会議中に、生活費がなくて子どもに充分に食べさせられないと泣きながら訴えに来る母親もいました。代表はとにかく、センターに通うようになだめます。この緊急支援ではセンターに来る交通費がない母親たちも安心して通えるように交通費も支給しています。

また、子供の栄養センターなのに、喘息もちの男性が吸入器が欲しいと代表に訴えに来ました。代表は、対応してもらえそうな医療センターを紹介していました。しかし、代表の話によると、今ではハンユニスの医療センターはどこも薬や医療用品が足りなくて、サービスを停止しているところも多いと言っていました。

センターの外は建設途中の住宅が並んでいます。家屋破壊にあった家族のための住宅です。でも、建設資材が入ってこなくなったために、工事は中断したままです。ガザにはこのような停止や中止された開発計画が沢山あります。

緊急支援を開始してから約2週間、ガザ市とハンユニスにある栄養センターに連れてこられた子どもたちの約100人が中度・重度の栄養失調と診断され、治療を受け始めています。低度の栄養失調と診断された子どもたちの数は何倍にも上りますが、その子たちの治療用栄養食の提供までは手がまわらず、お母さんへの栄養指導という形で対応せざるをえないのが現状です。


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