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応急処置講習:エルサレム旧市街

2007年5月19日 更新

医療救援協会(MRS)のエルサレム旧市街内の学校での応急処置講習、5月19日は10回の講習のおさらいをする日でした。

1�q四方の旧市街は細い道が入り組んでおり、土産物屋や日用品店が並び地元の人や観光客でにぎわっていますが、道を一本曲がると一般の住居や学校が並んでいます。今回訪れたこの学校も、人で賑わう通りから1つ角を曲がった通りにありました。

積極的に講習に参加する男の子たち積極的に講習に参加する男の子たち

男子校で、先生もすべて男性なのですが、中はとても清潔にしてあります。9年生(中学3年生)から「タウジヒ」と呼ばれる大学入試検定試験の学年まで、約300人が通っています。ちょうど年度末の試験前で、応急処置講習もこのまとめの授業の後に試験があり、子どもたちも積極的に授業に参加していました。ラムジー先生は、教室の中を歩き回りながら子どもたちにどんどん質問していき、子どもたちは競い合うように手を上げて答えます。怪我をした人を抱きかかえる方法を教えるのにも、ラムジー先生は子どもたちがきちんと理解できるように体を使って教えていて、先生の熱意が伝わってきました。

体を使って応急処置を教えるラムジー先生体を使って応急処置を教えるラムジー先生

この学校には、旧市街の中に住んでいる子どもたちはもちろん外に住んでいる子どもたちも通ってきます。学校の中で子どもたちはとても生き生きと勉強しているように見えました。しかし、掃除や販売など必ずしも高い賃金ではない仕事をするために、タウジヒまでいく前に学校を中退してしまう子どもたちも、東エルサレムでは少なくないとのことです。

学費を払えない子どもも多く、学校もサマースクールを行う資金がないと、先生はとても残念そうに言っていました。そのような状況ですが、彼らが将来に希望を持って勉強ができるようにと、MRSは今回の講習だけでなく、学校の中の壁の補修、衛生設備のアドバイスやその修復工事費用負担も行っています。補修する前の壁の写真を見せてもらいましたが、教室内がきれいに明るくなるだけで、子どもたちの勉強に対する熱意や学校を清潔に保つ気持ちが大きくなるようです。この教室のように彼らの将来にも常に日差しが差し込むようになれば、と思います。


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