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巡廻診療 アブ・ディス村

パレスチナ現地代表 小林 和香子
2006年9月30日 更新
巡廻診療車に見入る患者巡廻診療車に見入る患者

今回の巡廻診療の対象地域は東エルサレム郊外のアブ・ディス村です。アブ・ディス村は東エルサレム旧市街からほぼ真東に位置しており、壁がなければ旧市街から車で10分程の距離です。壁が出来た今では、30分以上バスに揺られることになります。また、検問所でどれだけの時間止められるかは誰にも予測できません。アブ・ディスは長いこと、東エルサレム中心街のベッドタウンとして機能してきました。そのため、ここにはほとんど農地はなく、産業らしいものはありません。アブ・ディスが誇るのはアル・クッズ(アラビア語でエルサレム)大学です。仕事も医療などの社会サービスも基本的に東エルサレム中心街に頼ってきました。かつてこの村の多くの人はイスラエル発行のエルサレムIDを所持していました。しかし、エルサレムIDはイスラエルが併合しているエルサレムが生活の拠点であることが必要です。今後、壁で切り離されたアブ・ディスの人たちが、いつまでこのエルサレムIDを所持できるかは時間の問題です。そして、このエルサレムIDを失うと同時に、東エルサレムの中心街に入ることは困難になるのです。

今回、診療場所を提供してくれたのは、カムデン・アブ・ディス友好協会という団体です。この団体はイギリスのカムデン村とアブ・ディス村の人々が友好関係を築き、相互に学生や技術者などを送りあったりして、友好を深めています。この協会が運営するセンターでは、英語教室やパソコン教室など、いろんな教育プログラムを実施しています。

今回の健康相談室はかなり狭い今回の健康相談室はかなり狭い

今日の巡廻診療は、医師2人、保健指導員3人、救急教育担当1人、運転手1人の7人のチームです。患者さんは、途切れることなくやってきます。でも、今日はラマダン。どことなく、スタッフは静かです。やはり朝から日没まで飲まず食わずでは疲れます。でも、それは徳のある行いだから、誰も決してお腹すいたとか喉渇いたとは言いません。一緒に断食をしていると、こちらも何だかちょっといい事したような気にもなったりして。ラマダン・カリーム!

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