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ガザ北部への軍事侵攻による現地の人道状況について

パレスチナ現地調整員 藤屋 リカ
2004年10月 8日 更新

9月28日から続いているイスラエル軍のガザ北部への侵攻は、パレスチナ側からのカッサムロケット弾でイスラエル人の子ども2人が死亡したことの報復であると報道されました。しかし、既にその事件が起きる16時間前に100台もの戦車がガザに入っており、イスラエル軍の侵攻は始まっていました。また、ユダヤ教のお祭りが影響しての厳戒態勢の中、ガザ入りの許可を持つ人道支援に関わる国際NGOのスタッフは、9月24日以降ガザへの出入りが許可されなくなっていました。10月5日午前の時点で、パレスチナ保健省の把握する死傷者(パレスチナ側)は、死者84人(うち子ども34人)、負傷者321人(うち130人が子ども)で、死傷者の数は2000年9月28日の第2次インティファーダ勃発以来、最悪の事態になっています。

ガザ地区北部にあるジャバリア難民キャンプは、約2平方キロメートルに10万人以上の人々が住む世界でも人口が密集した地域で、その中で戦闘が起きています。JVCが支援するジャバリアの幼稚園は、特に今回銃撃戦が激しい地区にあり、その地区一体は停電が続いているとのことです。建物は今のところ残っています。ジャバリア地区の別の幼稚園はイスラエル軍によって破壊されました。先週の水曜日以降、ガザ北部の学校は閉鎖されています。ジャバリアにある幼稚園やUNRWAの2つの学校が破壊されています。食糧不足も報告されていて、UNRWAとWFPが完全に孤立した地区への供給を行えるようイスラエル軍と交渉しましたが、イスラエル軍からは1軒ごとに届けてまわるのに限るとの回答で、対象地域(約600家族、3,300人)の規模からは現実的に不可能なので10月5日の時点ではまだ配給できていませんでした。UNRWAによると、10月7日にそのうち半分の300家族に、パン、野菜、肉や魚の缶詰、米、砂糖、レンズ豆、油等の食料セットが届けられたとのことです。残りの300家族には10月8日に届けられる予定です。

家屋破壊についても、OCHA(国連人道支援室)の担当官によると70〜80軒が破壊されているとのことです。道路沿いにはパレスチナ武装派によって地雷が仕掛けている可能性があるのでイスラエル軍戦車用の道を作るため、というのが目的のようです(ラファでも同じことが起こりました)。このような理由で普通の市民の生活が破壊されています。

この間、国際人道援助従事者がガザへの出入りを制限されていることについて、自治区で活動する国際NGOの協議体AIDAが声明を出しました。JVCもこれに署名しましたので、こちらのリンクでご覧下さい。


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