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平和集会

パレスチナ現地代表 小林 和香子
2003年6月 5日 更新

ハムシーン(砂嵐)が吹き荒れた翌日の5月30日、澄み切った青空の下で、「女性平和連合 Coalition of Women for Peace」の集会がテルアビブでありました。スローガンは”Stop the Occupation”。

Women in Blackが主催団体のひとつなので、参加者は黒を身につけてきています。男性にも呼びかけていますが、女性連合だからなのか、それともそもそも平和集会には女性の方が集まりやすいのか(恐らくその両方だと思われますが)、参加者は圧倒的に女性でした。黒い服といっても、タンクトップに黒いパンツの人から、喪服のようなドレスの人や、Tシャツにたくさんバッジをつけたかわいいおばあちゃんなど、みんなそれぞれにファッションにも気を使っているようで、見る者を楽しませてくれました。会場にぎっしりの参加者の数は主催者調べでは1000人との報告がありました。

プログラムは女性団体のリーダー達が順番にスピーチをし、その間にレクイエム風の歌が2回入り、歌の後に5分間、横になって黙祷するというものです。スピーチでは占領の現状、占領からの解放と女性の解放の両方を闘っている女性、建設中のアパルトヘイトウォールなどについて熱く語られていたようです。(ヘブライ語とアラビア語なので、残念ながら詳しい内容はわかりませんでした)

このような集会に参加すると、イスラエルの人達も平和を望んでいることが良くわかります。積極的に集会に参加したり、政府に抗議する人達は確かにまだ少ないかもしれません。しかし、調査結果でも半分以上のイスラエル人がパレスチナ国家の建設を認めていますし、ロードマップもサポートしています。

ピースナウの調査によれば、和平への障害の要因とされる入植者でさえ、77%が「生活のため(経済的優遇や援助)」に入植地に住んでおり、68%は撤退命令があれば従うと言っているとしています。抵抗すると言っている人は8%です。今後イスラエルの人達の和平を望む気持ちが、ひとつの大きなうねりとなって、政府の方針を左右するまでの影響力を持つようになって欲しいと願うばかりです。


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