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死に直面する患者

パレスチナ事業担当/看護師 藤屋リカ
2002年4月30日 更新

イスラエル軍のパレスチナ自治区侵攻により、病院にたどり着けない患者は多いのですが、その中で最も深刻なのは人工透析が必要な腎不全の患者です。週に3回の透析治療が必要で、治療が受けられないと死に到ります。

西岸地区の5カ所の病院で人工透析の治療を受けられますが、病院があるような都市部はほとんどイスラエル軍が侵攻し、攻撃された病院までありました。患者は撃たれて死ぬ危険を冒すか、治療を受けられなくて死ぬかという、選択を迫らます。4月以降、病院にたどり着くことができず、少なくとも14人が命を落としました。

7歳のマリックちゃんは週に3回人工透析が必要です。7歳のマリックちゃんは週に3回人工透析が必要です。

特に問題が深刻なのは、ベツレヘムのフセイン病院です。外出禁止令が続くベツレヘムでは患者は救急車でしか病院に来ることができません。入院して治療を受けている患者もいます。しかし、どうしても治療にこれない患者が既に2人亡くなっています。

それに加えて、4台ある人工透析機の内3台は故障しているため、たとえ患者が病院に来ても十分に治療ができない状況です。

今日は、午後2時から6時までベツレヘム地区の外出禁止令が解除される予定だったので、フセイン病院に調査に向かいましたが、外出禁止令は解除されず、私たちは無惨にもベツレヘムの検問所でイスラエル兵に追い返されてしまいました。


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