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パレスチナ緊急レポート第1弾

パレスチナ 佐藤 真紀
2002年4月15日 更新

人権のための医師団」に同行、ラマッラーの検問で拒否

イスラエルによる軍事侵攻が続き、戦闘による負傷者や緊急患者の救急車による搬送さえも困難を極めています。JVCは人道的見地から、イスラエルのNGO「人権のための医師団(Physicians for Human Rights、以下PHR)」による緊急患者の救急搬送の活動に同伴するため、日本から保健師・看護師藤屋リカおよび調整員佐藤真紀を派遣しました。両名は12日にエルサレム入りしました。
 しかし、13日、PHRの救急車に同行してラマッラーに入ろうとしましたが、イスラエル軍による警備が厳しく、拒否されました。次は現地の佐藤からの報告です。

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4月13日、イスラエルのNGO「人権のための医師団」(PHR)は、毎週土曜日に占領地を訪れ、訪問看護を行っているが、今回はラマッラーの病院へ薬を配ることになっていた。折しもベルギーから、保健大臣のマグダさん(Ms.Mevrouw Magda AELVOET)がイスラエルを訪問しており、一緒に同行することになった。

しかし、前日のエルサレムで起きた「自爆テロ」で、状況はきわめて緊迫していた。私たちは、朝8時30分にエルサレムで待ち合わせて、ベルギー領事館の車に先導されてラマッラーへ向かった。そして、途中のカランディア検問所に差し掛かる。その先に、装甲車が走っているのが見える。

検問所で、PHRのコーディネーターのミリさんとアラブ系イスラエル人医師のサレハさんが兵士と交渉を始める。難航しているようだ。ついに、レオ領事を伴って、マグダ大臣が交渉に向かう。レオ領事の妻も、防弾チョッキにハイヒールという姿で1時間近く交渉したが、結局私たちはラマッラーに入ることができなかった。
 「テロリストを一掃しているから駄目だ、の一点張りです」と、ミリさんはため息をつく。
 この向こうには、薬を必要とする人々が大勢いるというのに。。。JVCは次の対応を現地NGOと協議している。 JVCパレスチナ事務所 佐藤真紀 

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前述のマグダ大臣ですが、病院を訪れて人権侵害を視察するため、イスラエルを訪問しています。ラマッラ入りを拒否された際、次のように述べています。
 「人権侵害は、今も続いています。国際赤十字からの情報によると、昨日も救急車が攻撃されたそうです。戦時下であろうとも、こんなことはあってはならないのです。国際社会の常識に、イスラエル軍は従うべきです。」
 

井下医師、入国拒否される!

4月15日早朝(現地時間14日深夜)、緊急医療支援活動に参加するため、日本を旅立った医師、井下俊がイスラエルのテルアビブ空港で入国拒否をされている。現在、イスラエルNGO「人権のための医師団」(PHR)、日本大使館に入国許可への協力を仰いでいるが、最近、ヨーロッパの医師や議員団が入国拒否に遭うケースが続いているため、予断を許さない。JVCでは最悪の事態を考え、次の派遣も考慮に入れて入国への可能性に向けて努力している。


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