アジア・中東・アフリカで活動する国際協力NGOです。
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12月21日 ラオス寒いよオバケも出るよ<3>

JVCラオス現地代表/農業農村開発担当 平野 将人
2010年12月21日 更新

(前回から続く)というわけで、寒い中寝ているのだが、やはり寒いので夜中に2度もトイレに立ってしまう。しかしトイレといっても要するに竹やぶ。そこで2回とも見てしまったのだ。1回目はなにか非常に背の低い人型のもの。日本人形に見えたあたりはラオスにいても育った文化から離れないということか。「ああ、見ちゃった。どうしよ」と思いつつもう一度見ると犬だった。2回目は何かがスーッと動いたのだが、まあ間違いなく水牛が頭を捻った際の影。

オバケがいるとは思っていないが、いないものが見えることはありうる。そう考えると、自然豊かで動物もいるラオスの農村には、夜怖がらせてくれる要素が沢山。スタッフが村でオバケを怖がる気持ちもわからないではない。まあ、理屈を言えばその分だけ「あれは見間違い」と思わせてくれる要素もまた沢山あるわけですが。

12月20日 ラオス寒いよオバケも出るよ<2>

JVCラオス現地代表/農業農村開発担当 平野 将人
2010年12月20日 更新
 村長の家だけあって、立派なお宅ではあります 村長の家だけあって、立派なお宅ではあります

(前回から続く)焚き火で暖を取りながら、家庭菜園実施者と打ち合わせ。その後床に就くのだが、やはり寒い寒い。しかしスタッフに「日本はもっと寒いんじゃないの?コレくらい大丈夫でしょう?」と言われる。

そう、日本は今頃雪降ってる。だけど、家の中は暖かいのだよ。人々はむしろアイスクリームを食べているくらい。ラオスの家は、写真の通り開放的この上ない。住んでいる人は奥に寝るからまだとにかく、居間に寝るとなるとそれは寒い。しかしご覧の通りこのお宅、泥棒に入られるという感覚がない模様。実際入られないのだろう。まあ、入ったら入ったで外から丸見えでしょうが...

12月18日 ラオス寒いよオバケも出るよ<1>

JVCラオス現地代表/農業農村開発担当 平野 将人
2010年12月18日 更新
 温暖化が気になるが...他に手はなし 温暖化が気になるが...他に手はなし

東南アジアの国、ラオス。もちろん暑い。もちろん雪など降らない。今私は半袖のTシャツを着てこれを書いている(あ、休日です、念のため)。しかしこの時期の朝晩はけっこう冷える。村はなおさらのことで、村人も相当着込んでいる。ほとんどのスタッフは寒くて水浴びもパス。

ということで、朝晩は毎日焚き火。火に当たっていると幸せ。何か動物としての本能を思い出す(それだと怖がるべきなのか?)。それでも昼になるとちゃんと太陽が照りつける。この昼夜の寒暖差もラオスの自然を豊かにしているのでしょう。(この項続く)

12月15日 必殺の一言

JVCラオス現地代表/農業農村開発担当 平野 将人
2010年12月15日 更新
 わしゃ気に入った わしゃ気に入った

10月末に行われたSRI経験交流だが、改めて英訳された村人のコメントなど眺めてみる。今後について:

− SRI田の面積を来年は増やしたい(沢山の人が言っていたな。是非お願いします)
− 来年は今年以上に上手にやる(2回目です、きっとできます)
− 他の村人にも伝える(農民から農民が最高で最強。是非お願いします)
− 子どもたちには自分からSRIの技術を学んで欲しい

先日の井戸修理研修の際のコメントもそうだが(11月10日参照ください)、素朴なコメントの中に素朴ながらもオオッとなるコメントが混じっているからたまらない。早くも世代を超えた継承を口にするとは、NGOスタッフ殺し?なんにせよ、こういう言葉は励みになります。

12月10日 ラオス式

JVCラオス現地代表/農業農村開発担当 平野 将人
2010年12月10日 更新

ラオス人は内臓大好き。西洋人は一般にあまり内臓を食べないし、私見では「エエッ?そんなところ食べるの?」と西洋人が眉をひそめるのを楽しんでいる節がある。私は内臓大好き。そこで休日運転手さんの家に集まって臓物パーティーをすることに。朝ごはんを食べ、読書をして、「さあ、夜は臓物パーティーなので、その前にちょっと運動を…」などと考えていた正午前。携帯が鳴る。

「こちらの準備は整いつつあるけど、そろそろ来る?」え?え?私先ほど爽やかにフルーツのヨーグルトかけなぞ食していたのですが、昼から臓物の血まみれ和え(としか言いようのない料理がある。かなりの美味)食べるんですか?ああ、そうだった、甘かった、ラオス人の言うパーティーはお昼から延々、調理しながら飲むものなのだ。そう言えば前にパーティーするってんで朝8時から市場に行って準備して、11時過ぎから飲んだこともあったなあ。直前にサワン在住の外国人(主に西洋人)が集まったパーティー(夜7時始まり、調理したものを持ち寄り)があったので、油断したか…

12月8日 当たり前の光景?

JVCラオス現地代表/農業農村開発担当 平野 将人
2010年12月 8日 更新
 おばあちゃんといっしょ おばあちゃんといっしょ

ラオスの農村には子どもが多い。先日も、3日前に生まれたのばかりなのよ、というような赤ちゃんを3日で2人見た。農村の女性は忙しい。朝から水汲みやら家畜の世話やら、仕事が沢山。新生児は別だろうが、ある程度経つと、子どもたちがおばあちゃんと一緒にいる光景をよく見かける。

広井良典さんの「死生観を問い直す」に、人間は他の動物に比べて生殖期の前後(子どもの時間と老人の時間)が長く、それこそが人間を文化的たらしてめいる、といったことが書かれていた。生殖期の人間である親が外で生産活動にいそしむ間、子どもは老人は触れ合う時間を長く持ち、そこで様々なことを教わる。

今の日本のような高齢化社会では、老人と言われる人々の多くが仕事に趣味にと元気な老後を送っておられ、孫の世話ばかりしているわけではない。いっぽうラオスの人たちは、これまでもこうしてきたし、これからもこうしていく…のだろうか?やはり変わるのだろうか?分からないが、ラオスらしい感じ(ってどんな感じ?)は残していって欲しいな、などと、外部者特有の勝手な想いをつい抱いてしまう次第なのです。

12月6日 いい流れ

JVCラオス現地代表/農業農村開発担当 平野 将人
2010年12月 6日 更新
 村人がやって見せ、村人が見る 村人がやって見せ、村人が見る

大忙しの農業チーム、リーダーフンパン兄さんはピン郡で仕事があり、インターンを修了したばかりのセンスリーが初めて一人で堆肥/液肥研修を行いにアサポン郡に行く。戻っての報告を聞いてみると、堆肥/液肥作りのできる女性がいたので、その人を先生役にして、自分は必要に応じて口を挟むだけにした、という。

これはなかなかいい話。それで、その女性はどうして堆肥の作り方知っていたの?と聞くと、この雨季のSRIをやったときにJVCが研修をしたから、と。なるほどなるほど、それはまたまたいい話。それで彼女を前面に出すアイディアは誰から?(って言っても彼しかいなかったはずだけど…)とさらに聞くと、誇らしげに「自分の考えです。やっぱり村人から村人が一番だから。もちろん僕からもアドバイスはしましたが」と言う。成長したね、センスリー…なんか、“いい感じで物事が転がっている感触”、ってこんな感じでしょうか?

12月3日 生命の誕生

JVCラオス現地代表/農業農村開発担当 平野 将人
2010年12月 3日 更新
 生まれたて、足ブルブルの状態 生まれたて、足ブルブルの状態

ある村で村長の家で夕方くつろいでいると、「水牛の子が産まれる」ということで、行ってみる。村長の奥さんと子どもが見守る中、無事子どもが産まれる。村の子どもたちは、こうやって命が誕生するところも見るし、時にはその誕生を見た動物が押さえつけられ喉仏を切られるところも見て大人になっていく。

 さっそくおかあさんに甘える さっそくおかあさんに甘える

ちなみに、羊膜や胎盤は通常お母さん自らが食べて栄養補給する場合が多いのだが、ここラオスではしばしば人に食べられてしまう。珍味で、市場でも高値らしいです。


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