2007年11月の記事一覧
笑って飲んで、毎晩の白熱した会話に睡眠不足も限界。でも、その限界を打ち破るように久々にドクマイデンホテルのカラオケBoxへ。「昭和」を代表する歌謡曲しかないにもかかわらず、8時から12時まで満喫。歌って踊って、やっぱり母国語で思いっきり歌を歌うということが一番のストレス解消になる。
「村の中のトレンドを追うこと」「過去と現在の変化の比較」「問題が起きた時に村人はどのように対処してきたのかその対処の過程を見ること」新しい活動を創っていく前にキーとなる重要なインプットを貰うことができた。後はそれをどう具体的に実践できるかだろう。
11月19日(月)家庭菜園
村人が一人でもできることはJVCがサポートする必要はない。JVCが一緒に活動するからにはそれなりにその理由があるはずだ。常に「なぜ」「どうして」と自分たち自身に問いかけ、その問いに対する答えを出していく訓練が必要なのかもしれない。
「共同の物をみんなで管理する」というのがどうもうちのスタッフは苦手らしい。これまで幾度この事で腹を立てたか。おかげで3年目の今年は同じ問題に気付いてもそれ程の怒りは起こらないようになった。雨合羽やSRIトレーニング用具、村に持っていく水筒、荷物を埃から防ぐためのビニール鞄。確かにそれ程高価なものではないが、なくなったとたん、新しいものを購入する姿勢は見ていて腹に据え兼ねるものがある。かといって、細かな備品全てに担当者を決めるようなバカなことはしたくない。みんなの物を管理する場合、管理する人はそれだけ大変なわけだが、その利益はみんなが平等に享受することになる。「みんなの物」を管理するとはなんと難しいことだろうか。
ラオスのミツバチは北部と南部で大きくことなる。北部には主に木の幹の中に巣を作るミツバチが多く、日本のように木の枝に巣を作る蜂はあまり見られない。(カムアンも同じ)これに比べ、南部には木の枝に巣を作る蜂が多く、なんとこの種のミツバチは刺されてもあまり痛くないという。直径30cmの木の筒を利用して、森の中で蜂を飼育する取り組みをドイツのNGOが北部で行っているが、今年JVCも8本の筒で同じように試してみることにした。筒を森に設置するのは12月。来年にはおいしい蜂蜜が食べられるだろうか。
久しぶりに日本に帰ると思ったよりも寒くなく、油断したのか風邪をひいた。久しぶりの日本産の風邪にすっかりやられてしまい、帰りの飛行機の中で飛行機と共に熱も上昇。結局バンコクでストップオーバー。2日間休息し、今日ようやくカムアンに辿り着いた。それにしても、体調が悪い時のビエンチャン−カムアンの人民バス。最悪です。