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10月18日(水)リープ

ラオス現地代表 新井 綾香
2006年10月18日 更新

ラオスに収穫の季節がやってきた。収穫を前に村人が一番恐れるもの、それはラオス語で「リープ」と呼ばれる。これは籾の中に米粒が入っていない状態を指す言葉だ。田植を行い、青々と順調に成長した苗が、稲穂までしっかり付けるが、その中の種(米粒)が育たない。リープになる原因はとにかく特定が難しい。村人の中には、牛糞を投入しすぎてリープになったという人もいれば、収穫前の雨が原因だという人もいる。SRIを実施している村人もその稲の成長ぶりを喜んではいたが、「リープがあるから、最後まで稲作は結果が分からない」と言っていた。それぐらい、リープは良く見られる現象であり、虫より何より、村人は恐れている。そして、今年は残念ながら、10月だというのに、不思議なくらいの大雨が夜中に降る日が何日か続いた。バーン村でPRAを行ったところ、自分の田のほとんどがリープになってしまったと訴える村人がいた。田を見に行くと、黄金色になった稲は穂を付け頭を垂れているが、良く見ると稲穂が少し変色しており、しぼんでいる。村の人の収穫への期待を思うと胸が痛い。農業生産は村人の生活の基盤であり、彼らは生活をかけてそれを行っている。その村人の真剣さをもっとしっかり受け止める必要がある。

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