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2月17日(金)国境

ラオス現地代表 名村 隆行
2006年2月17日 更新

ラオス・サバナケート−ベトナム・ダナン間を結ぶ東西回廊となっている国道9号線を走行した。日本政府とADBが支援で整備された片側一車線の見事な舗装道路であった。主要国道13号線の分岐点からベトナム国境まで、2時間半で到着できる。

このような道路建設の意義について、自分はまだ知らないことが多すぎるので、あまり確かなことが言えない。自分が思うほどの悲観はないだろうけど、ADBなどが描く楽観も、どうも胡散臭い。本格的に取り組むのであれば、やはり地元住民の率直な声を聞きたいところ。

しかし今回、一番驚いたことは、ラオス−ベトナム間の陸路の国境を越えた瞬間から、気候と土地利用が劇的に変化したことである。以前にも書いた記憶があるが、自分は自称国境マニアで、過去にいくつかの陸路国境を越えてきた。所詮は人為的に引かれた線だと高をくくってきたのだが、人も気候も土も風景も、ラオスとベトナムでは、これほどまでに変わってしまうのかと、国境のもつ奥深さをしみじみ感じる。

小雨のなかを運転しながら、なぜか、昔大好きだった、スピッツの「あじさい通り」が頭の中をリフレイン。歌詞も音楽も大好きなので、ちょっと紹介しておきます。

雨 降り続くよ あじさい通りを
 カサささずに 上向いて 走ってく
 全部 ごちゃ混ぜにする 水しぶき

いつも 笑われてる さえない毎日
 でも あの娘だけは 光の粒を
 ちょっとわけてくれた 明日の窓で

だから この雨あがれ あの娘の頬を照らせ ほら
 涙の数など忘れて
 変わらぬ時の流れ はみ出すために切り裂いて
 今を手に入れる

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