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11月23日(水) えせ・プロジェクトマネージャーの1日

ラオス現地代表 名村 隆行
2005年11月23日 更新

JICAのHPをみていたら、「月間!プロジェクトマネージャーの1日」というコーナーがあった。今宵は、これを思い切りパクってみることにする。(一応、わたしもJICA公認プロマネなので、お許しを!<JICA担当様。)

6:00 起床。今日は、ラオス人スタッフとともに、ブォラパー郡という、カムアン県の最東に位置し、ベトナムと国境を接している郡にいる。ラオスでも比較的高地のため、やたら寒い。Tシャツしかもってこなかった無鉄砲な名村を憐れにおもったスタッフがパーカーを貸してくれた。まったく、おれもいくつになったら、旅の準備がきちんとできるようになるのだろう。

7:00 朝御飯。寒いから汁物にしようと思い、米麺でできた汁麺(フー)を注文。したつもりだったのだが、そのあとに、「おれは食べるのが早いんだ(早い=ワイワイ)」と余計なことを口走ったせいか、なぜかインスタントラーメン(ミー・ワイワイ)がでてくる。やれやれ、しょうがないなぁ、と開き直って食べてみると、非常に量が少なかったので、もう少しだけ食べるつもりで、追加でインスタントラーメンの替え玉を1つだけ追加した。すると、もうしわけないとおもったのか、お店のお母さんが、気を利かせすぎて、替え玉を2玉分にサービスしてくれる。結局、朝から、3玉分もインスタントラーメンをくって、たいへん気持ちが悪くなる。

8:30 ブァラパー郡の郡官房、郡農林局の要人と会議。初めて活動する郡のため、冒頭で名村がJVCの歴史や目的などを説明する。つづいて、JVCラオス人スタッフが活動の詳細を説明。ここまでは順調。
その後、すでにJVCから郡に通知してあった村落の選定基準に基づき、郡から対象村の候補地を発表してもらう予定だったのだが、こっちの選定基準と、ぜんぜん違う村ばかり挙げてくる。対象村について再検討するために、こちらから質問。

名村「ブァラパー郡全体と、村の名前と位置がわかる地図があるか?」
郡「ブァラパー郡の地図はあるが、村の位置がわかる地図はない」
名村「土地森林委譲がすでに実施された村のリストはあるか?」
郡「その資料は、どこにあるかわからない」

・・・・・・すごい嵐の予感。

11:30 おそろしいエクスキューズと自己主張を繰り返す郡に対し、再検討の道筋だけつけて、とりあえず、つくり笑顔で会議終了。その後、会議参加者みんなで昼食。朝食と妙な議論のせいで胸焼けがとまらないが、新米のもち米とおかずがやたらおいしくて食べ過ぎてしまい、胸焼け倍増。いろいろ話してみると、郡長も農林局長も、なかなかいい人。なんとかお互いがんばりましょう。

14:00 とりあえず村の様子を知るために、近くのプータイ族の村へ行く。この村は実に美しい村だった。森も豊富で、少ないながらも水田もあり、竹や沈香木などを自分達で植林している工夫もある。ブァラパー郡は、ラオスの最貧困郡のひとつとして位置付けられているが、いわゆる「貧困地域」に指定されているところにくればくるほど、美しさを感じてしまうのはなんでなんだろう。

ベトナムとの国境に近いこともあり、ベトナム人が国境を越えて違法伐採しにくるという。これ、確実に国際問題だよなぁ?村と村の境界問題に介入できても、国と国との境界問題に、JVCごときが介入できるのか?

17:00 村人の畑などを実際に見てまわったあと、ゲストハウスに戻る。すでに気温が下がり始めている中、バケツに入った冷水で水浴び。ところが、軟弱モノの名村は首から上しか洗うことができず。まだまだ修行が足りん。

18:00 なぜか、もう夕食。昼と同じ店に来たのだが、この店は信じられないぐらい飯がうまい。食後の暇を持て余し、うちのスーパールーキーにして、すでにエース級スタッフであるトゥイちゃんと、農村開発や今後の支援に関する本気モードの弾丸トーク。

かなり話し込んだつもりだったけど、それでもまだ7時半。周りはすでに真っ暗。持ってきた本や資料は、昨夜で全部読んでしまった。もう、あとは寝るしかないのか?

19:40 この街で唯一のゲストハウスの管理人をやっているお兄ちゃんと立ち話。ブァラパー郡の状況やゲストハウスの人の出入りについて、おもしろい話をたくさん聞く。どうも木材をめぐる魑魅魍魎が、たくさん生息している模様。

20:10 話も尽きたので、ひとりで夜の散歩。寒空には、ペガサス座、牡牛座など、秋の星座がならんでいる。夜空を見上げながら「ふるさと」なんて口ずさんでみたら、まじで胸に熱く込み上げてきてしまい、寂しさが止まらなくなる。

20:50 こんな時間だけど就寝。どうりで、人口成長率が高いわけだ。

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