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3月3日(木)伝統的な森林利用

ラオス現地代表 名村 隆行
2005年3月 3日 更新

今、JVCラオスのカムアン県のプロジェクト対象村で、ラオス大学林学部の学生を4名が、卒論のためのフィールドワークをしている。JVCとしては、ラオスの将来を担う若き学生に調査経験を積む機会を提供する、という目的と、その成果をJVCに還元してもらい、JVCの活動に生かす、という目的をもっている。

さて、今日スックニーダーさんと森林活動の来年度計画の打ち合わせをしていたら、調査していた学生が帰ってきたので、1時間ほどその成果を発表してもらった。
そのひとりが、ラオスの伝統的な森林利用について調査してくれたのだが、これが案外おもしろい。
ごく簡単に説明すると
�@建材にしていい木としてはいけない木がある。ある木を使うと、家が繁栄したり、また病気にならないという話。
�Aいくつかの森林産物については、雨季の間が採取禁止になったり、採取量の制限、竹の採取箇所のゆるやかな制限があったりする話。
�B亀、サル、象、等、食べてはいけない動物種があり、その禁忌によって、動物が保護されているという話。
�C精霊林でおこなう儀式
などなど。
結論としては、そのような伝統信仰による森林利用の規制が、生態系保護や持続的森林利用に貢献しているということ。

ただ、実は自分が興味深かったのは、伝統を守るコストが高くて、このような風習をやめたがっているひともいる、という話。どういうことかというと、この伝統的な掟を破った場合、水牛などを屠って精霊の怒りを静める必要がある。それがやはり経済的に大きな負担となっているので、やめたいということだ。

ラオスの村人も「合理的経済人」になる日がくるのでしょうか。

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