アジア・中東・アフリカで活動する国際協力NGOです。
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3月31日(木)覚悟

ラオス現地代表 名村 隆行
2005年3月31日 更新

うちの男性ラオス人スタッフが、「あの村のあの(女の)子たち、最近見かけないんだよな」といったのがきっかけで、出稼ぎの話しになった。

ここカムアン県は、タイと国境線を接していることもあり、タイへの出稼ぎ労働者が多い。そしてその大半が違法に国境を渡っている。

出稼ぎそのものを否定するつもりはない。ただ、稼いだお金だけでなく、いろいろなものを村に持ち込んでくる。それはドラッグだったり、エイズだったり、タイの今時の若者の考え方だったり。そしてさまざまなものを失う・・・・・・。

自分は、大学院生時代、山村調査のために、埼玉県の大滝村に毎年通わせてもらっていた。都市近郊の山村で、そして典型的な過疎山村であった。村のおばあちゃんは、「昔は子供の声が絶えないにぎやかな村だった」という。高度経済成長期に子供や若者たちは街に出て行き、年寄りと役場の人だけが村に残った。今は、どこまでいっても、風の音しか聞こえない。

ぼんやり生きてきた私は、その現実を突きつけられても、ひたすら無責任だった。「あんただったら、この村をどうするんか?」と、村のおじさんの、静かだけど、でもどこか懸命な問いに、ひきつったうす笑いで逃げるしかなかった。なんもできんくせに、覚悟もないくせに、調査なんてひきうけるんじゃなかった。情けなく、悔しかった。

今、場所こそ違えども、同じような局面に立つ村人と関わっている。

今こそ、あのおじさんの問いに答えるチャンスなのだ。

3月30日(水)ラオスにはラオスの風が吹く

ラオス現地代表 名村 隆行
2005年3月30日 更新

今後の展開を巡り、アイディア枯渇しきるまでとことんトーク。
名村、睡眠不足気味で朦朧としながら、ぶっちぎりで独走体制。
案の定、ラオス人スタッフはついてこれず。

ラオス人せかして、見栄えのいいものつくったって、結局何も残るわけがないよな。すまん、悪かった。仕切りなおしだ。

3月29日(火)ガイジン

ラオス現地代表 名村 隆行
2005年3月29日 更新

某ダム建設の影響か、カムアン県では外国人の姿がやたら目に付くようになった。
自分も含めて、ガイジンがこの国を引っ掻き回しすぎている気がする。がんばってくれラオス人のみなさん。あなたの国なんだから。

3月28日(月)ディープリバー

ラオス現地代表 名村 隆行
2005年3月28日 更新

用事があって、タイのウドンターニまでいく。
タイでは田舎に分類される街なのだが、大規模スーパーのLOTUSや、高級デパートロビンソン、高級ホテルが立ち並ぶ。もちろん、そんなものは、ラオスにはない。

革命以前、ベトナム戦争以前は、ここはラオスとほとんど変わらなかったという。良い悪いは別として、両国の国境となっているメコン河をはさんで、ここまで変わるとは。政治の差異が経済的な差異をもたらすことを実感できる。

3月25日(金)生存と生活

ラオス現地代表 名村 隆行
2005年3月25日 更新

日本から雅代の友人来訪。
先日、日本に帰ったときもお会いしたのですが、いつお会いして話ても、すばらしく素敵な方です。こういう方とあうと、自分も磨かれた気分になるんですよね。

感動に飢えている。美しいと思うものを見て感動してないと、精神的に枯渇してしまう。これがないと、生存はできても生活はできない。

3月24日(木)帽子をかぶりましょう

ラオス現地代表 名村 隆行
2005年3月24日 更新

炎天下を歩いていたせいか、村から帰ってきたら、日射病になったようなひどい頭痛。いや、これはきっと活動の現実に直面したことから来る頭痛に違いない。

夜は、協力隊の安川さんとその大家さん一家との夕食会に参加。ここカムアンの協力隊は現在一人だけ。一人で奮闘していることに敬意を表している。

3月23日(水)果樹苗支援

ラオス現地代表 名村 隆行
2005年3月23日 更新

昨日と同じく村周り。
果樹苗支援は、それほど単純な理屈でうまくいくことでないことがわかり、納得と反省の連続。詳しいデータを取っているところであるが、在来種の乾燥耐性が強く、改良種は一部は枯死、多くは生育不良といったところか。栽培という観点からみれば、もっと在来種を活用しましょうということになるが、村人は在来種を植えるだけでは収入はあがらないともおもっており、議論噴出。

ただ、蓄糞の投入、フェンスの作り方、水やりなどをうまくやって、上手に果樹苗を育てている農家もあり、こういう農家の経験をうまく生かせないものかと思案する。

しかし、、、なるほど、接木などの技術って、こういう背景から出てくる発想なのか、とか、複合農業の発想って重要だな(ただしこの地に適応できるかは別問題ですが)など、3年目にして初めてストンと落ちて理解できるものがある。やってみてわかることって、本当に多いんですよね。

って、こんな経験、JVCラオスの組織としてはすでに経験していたことなんでしょうね。
うまく組織の経験の蓄積が図れない構造は、人の出入りの多いボランティア組織の宿命というべきものなのだろうか。

3月22日(火)水の確保

ラオス現地代表 名村 隆行
2005年3月22日 更新

昨年、浅井戸の修復を2村で支援したので、今日はその状況をモニタリングした。

ところが、今年はインドシナ半島の広範囲で旱魃があり、昨年支援した村でも、結局水が干上がってしまっている。今年のように、小川の多くが干上がってしまい、いままだ残っている小川に近隣の村のほとんどが水を汲みに殺到するような事態は初めてとのこと。
おかげで、家の近くにある家庭菜園も、水が確保できずにあちこちで放棄した跡がある。

今年は例外と考えるべきなのか、それとも、それでも1年中水を確保できるような支援を考えるべきなのか。そして1年間水を確保するには、井戸1基あたりの利用世帯数を減らせばよいのか(つまり井戸の増設)、はたまた、現在の井戸をさらに改修して深井戸にし、さらに確実に水を確保できるようにすべきなのか。

これについて村人ともああだこうだ話し合ったのですが、結局、結論が出ず。

JVCはこの議論のプロセスそのものを大切にしている。でも今ひとつ効果的な議論にならないのは、自分たちも井戸支援に関する知識が少なくて、ポイントを的確につかめていないせいもある。ラオス国内のリソースをもっと活用しながら、もっともっと勉強せねば

3月21日(月)業務改善

ラオス現地代表 名村 隆行
2005年3月21日 更新

カムアン県活動の今週の週間予定をつくって、その後、事務管理業務の整理。
業務を合理的にスピーディに遂行するために、とくに事務管理の役割分担を変更。

って、日本人の担当者がかわるたびに違う指示がだされて、ラオス人スタッフは翻弄されてしまうでしょうね・・・。

3月18日(金)千客万来2

ラオス現地代表 名村 隆行
2005年3月18日 更新

突然事務所に、元UNDP元FORCAPの飯沼さん登場。実に3年ぶり!
大学の先生になっていたんですね。

それはそうと、学生とNGOの連携って、どこまで進んでるんだろう。
大学院生時代、NGOって、なんだか敷居高かったんだよね。実は、学生時代、JVCの某現地事務所を訪問しようとして断られたことがある。その後しばらくして、JVCのラオス事務所を訪問して当時のスタッフと話す機会があって、そしてこの業界を志したことを、いまも覚えている。もし最初の時点で次の機会がなければ、今、自分はここにいない。

学生にとって、いまでも、交流しにくい雰囲気ってあるんじゃないかな。
もちろん、インターンとか現地ボランティアとか、あるいはスタディツアーとかの話になると、それなりに受け入れ側として考えなきゃいけないこともあるから、簡単にってわけにいかない。また忙しくって、事務所にいなかったり、お相手できないこともある。

だけど、事務所寄って、お茶飲んで、話するぐらいだったら、いつでも連絡くれ。

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