アジア・中東・アフリカで活動する国際協力NGOです。
  • JVC facebook
  • JVC twitter
  • イベントメルマガ配信中
  • 文字サイズ:大きく
  • 文字サイズ:中くらいに
  • 文字サイズ:小さく
JVC English website

ラオスMonthly report(2011年7月)

JVCラオス現地代表/農業農村開発担当 平野 将人 森林担当 グレン・ハント
2011年11月24日 更新

SRI/田植え研修

5月からの今雨季の実践者調査、種米選別(塩撰)研修、堆肥液肥研修を経て、7月は実際に田植えを行なう実践研修に。JVCスタッフが村に出向き、その村の実践者が集まり、そのうちの一人の田で田植えを行なった。苗の扱いや、真っ直ぐに植える方法、間隔の取り方など、実際に田植えをしながら学んでいく。その後各参加者がそれぞれ自分の田でSRIの田植えを行なう。

田植え研修参加者で記念撮影田植え研修参加者で記念撮影

最終的に昨年雨季のの8村10名に対して、15村62名での実践と、大きな実践者増となった。堆肥研修などと同様、田植え研修でも経験者の村人と協働することでこの大幅増に対応することができた。

米銀行/米倉開き

6月の米倉開きに続いて、既存村5村、新規村3村の計8村で引き続き米倉開き(米の貸し出し)が行なわれた。

米の貸し出しの様子米の貸し出しの様子

ワクチン/意思家啓発キャンペーンと投与

アサポン郡の3村、ピン郡の3村でそれぞれワクチンの投与を実施。それぞれ投与実施の前週に告知キャンペーンを実施してからの投与とした。告知キャンペーンでは、夜に大スクリーンにカラオケVCDなどかけて人を集め、それからワクチンの大切さについて意識啓発するとともに、投与の日付を告知した。村人に質問し、答えた人にお菓子を渡すなど、インタラクティブなやり方を心がけた。また、意識啓発のための看板を各村に数箇所設置した。

意思啓発の看板の傍にたたずむ水牛意思啓発の看板の傍にたたずむ水牛

実際の投与では、昨年研修を受けた村の草の根獣医とJVCスタッフ、郡農林事務所スタッフが共同で投与。牛と水牛の出血性敗血症と口蹄病、そして豚インフルエンザのワクチンを投与した。その後は村の獣医が引き続き投与を行っている。

H村PLUP結果についてピン郡と会議

月初、森林チームはピン郡に行き、郡農林事務所、郡土地管理局、郡当局とH村のPLUPの結果について話し合った。我々がH村の全ての森林エリアとベトナムのゴム植林企業の全てのゴム植林エリアを測量したPLUPでの調査から、植林は計800ヘクタール、村の総面積の33%に及んでおり、村人が食糧確保に大きな影響を感じていることがわかっていた。ラオスでは、郡の諸機関に商業植林をモニタリングするのに必要な人員や資源が不足している場合が多く、郡行政はJVCから森林エリアと植林エリアの正確な地図を受け取ることで、今後郡での土地利用を追跡していけると大変喜んだ。またさらに、植林エリアの多さと、村人が訴える食料確保の問題に懸念を示すとともに、これ以上H村で産業植林業者に土地を譲渡することはないだろう、と述べた。

H村で精霊林地図作成

精霊林内の精霊を祀る祠精霊林内の精霊を祀る祠

PLUPに基づいて土地と森林の区分け地図を作成した後、再び同村を訪ね地図を見ながら話し合いを持った。この話し合いの中で、PLUP地図にまだ含まれていない森林区分が一つある、ということになった。それは村の精霊林である。これも村人にとっては非常に大切な霊的な場所であるため、センチャンは村人とともにそこを歩き、GPSを使って測量し、精霊林もH村のPLUP地図に含まむようにした。

B村の魚保護地区

7月の第2週に我々は支援するローカルNGOとともにアサポン郡のB村に行き、B村とその近隣2村との話し合いに参加した。近隣村の住民がこの魚保護地区を認識できるよう、全て人々にとって益があるよう、川の魚を保護するという保護地区の目的と、保護地区の規則、場所について話し合った。

ワークショップで発言をするグレンワークショップで発言をするグレン

新しいPLUPマニュアルが発表されてから1年経て、いくつかのビエンチャンの二国間援助機関がワークショップを開催し、様々な関係者からPLUP実施上の困難について声を集めた。JVCはこの会合に招かれた数少ないNGOの一つだった。グレンがJVCのH村でのPLUPについて発表し、ゴム植林や焼畑式農業(移動式耕作)の取り扱いといった、実際に直面した困難について話した。

終了前評価/データ収集・調査

森林チームデータ収集の様子森林チームデータ収集の様子

8月に実施される終了前評価、そして9月に実施される終了前評価会議に向けて、農業チーム、森林チームそれぞれにデータ収集・調査を行った。SRIの実践者数など、農業活動のデータには日々の活動の記録から得られるものも多いが、それらを最新版のものとし、また参加者の農法の理解度を調べる調査など質的調査も行った。森林活動は農業活動に比べ数値的データよりも村人の意識啓発の度合いを測るなど質的調査がより多く、村人のインタビューなどを行なった。

Facebook コメント

団体案内
JVCの取り組み
9ヵ国での活動
イベント/お知らせ
現地ブログ
あなたにできること
その他
特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンター
〒110-8605 東京都台東区上野5-3-4 クリエイティブOne秋葉原ビル6F 【地図】
TEL:03-3834-2388 FAX:03-3835-0519 E-mail:info@ngo-jvc.net