イラクでの活動
対話を通して民族の対立を防ぐ
概要
キルクークはアラブ、クルド、トルクメン、アッシリアなど多様な民族が集中し、文化、習慣の違いなどによる対立が懸念される地域の一つです。この地域では、イラクの現地NGO「INSAN」が異なる民族間の相互理解を促す様々な活動を実施しています。JVCは、INSANの活動が円滑に進むよう、資金やアイデアを提供するとともに、この取り組みが将来的に紛争予防の事例として広く役立てられるよう、日本の大学機関とも協力して活動の経過を記録に残す作業を進めています。
2009年度報告
(1)子どもたちとつくる地域の平和
~共同作業を通じた相互理解の促進~
異なる民族の子どもたちが集い、作品を作る地域に暮らす様々な民族間の相互理解促進のために、異なる民族出身の子どもたち40人とその親や教員を招いて、絵画の共同作成のワークショップをJVCの支援で開催しました。
(2)地域委員会
~地域の課題をともに解決する~
民族を超えて地域の課題を話し合う「地域委員会」地域における生活上の問題などを話し合う場として、様々な民族の人々で構成される「地域委員会」が一昨年前からINSANの支援で開催されています。JVCはINSANへの支援を通じて、この会合がより多くの成果を出せるように見守るとともに、委員会で議論される課題や解決事例などを記録にとどめています。
2010年度計画
地域委員会については、活動の記録や関係者との面会で意義や改善点を探ります。地域の平和づくりをめざした美術を通した子どもの相互理解の活動は継続して行います。
2010年8月時点の進捗
事業担当の原が8月にクルド地区を訪問し、キルク-クの事業パートナーや地域委員会のメンバ-と打ち合わせを行いました。2009年度に行われたワークショップが好評を得て いることを地元の人々の声から確認しています。
詳細はイラク・ヨルダン現地情報「2010年8月のクルド地区訪問から」をご覧ください。












