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バグダッドレポート【4/18】

中東 パレスチナ最新情報 中東担当 佐藤 真紀 佐藤 真紀 佐藤 真紀
2003年4月21日 更新

4月18日は昨日に引き続き、バグダッド市内の病院の現状視察およびイラクの子どもたちの支援を共同でおこなっているフランスのNGO(Enfants du Monde – Droits de l'Homme (世界の子どもたち−人権 EMDH))とのミーティングを行った。

病院の状況

JVCが支援してきた「母子保健病院」を訪問し、病院の中をみることが出来た。この病院ではボランティアの人たちが略奪から病院を守ったので、中はそれほど荒らされていなかった。ほとんどの医療装置も難を逃れたようだが、正常に機能するかどうかはまだ確認が必要。ただし、付近の空爆の余波で、窓ガラスが割れるなどの被害はひどく、部屋の中はガラスの破片やほこりに覆われている。病院側は1部屋だけでもきれいにし、明日から外来検診だけでも再開したいと言っているが、一日で準備が整うか心配される。

「サダム子ども病院」は、災害を逃れたようで、診療を行っていた。しかし、本来子どものための病院であるにもかかわらず、今ではさながら野戦病院の様相。怪我人や大人の病人、下痢患者など、あらゆる症状の患者が数少なく診療しているこの病院にかけつけている。

緊急医療援助 − クリニック支援

子どもたちの支援を共同で行ってきたフランスのNGO(EMDH)やドイツのNGO(Architects for People in Need (APN))などと緊急医療援助の準備をしている。病院がほとんど機能しない中、病院同様の対応をせまられているクリニックを支援する予定である。今回アンマンからこれらの病院のためにトラック2台分の医薬品・医療用品を準備し運び込む予定だったが、1台のトラックと同行の医師は国境で止められたまま。明日には入国できるとのこと。

現在連絡が取れている4つのクリニックには、恐ろしい勢いで患者が詰め掛けている。4つのクリニックそれぞれに一日に平均500人の患者が押し寄せており、医師たちはへとへとになりながら対応を続けている。JVCは明日、無事に届いた一部の医療用品を持ってこれらのクリニックを訪問する。


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