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コミューンとの協力

CLEANプロジェクト担当 坂本 貴則
2009年6月14日 更新

今年の生態系に配慮した農業による生計改善プロジェクト(通称CLEAN)の課題の一つに、「行政との連携」があります。第9号のメールマガジンでお伝えした「コミューン評議会への活動報告会」もその課題を解決するための活動の一つです。その活動報告会で「幼苗一本植え(SRI)の研修をもっと実施して欲しい。そのためにコミューンのメンバーも協力したい」との声があったので、6月17日にサンヴァイコミューンの集会所の隣の田んぼでSRIを行いました。参加者はコミューン評議会のメンバー、各村の村長、高校の先生と生徒たち、そして近隣の農家の人たち、合わせて60名ほどの人が参加しました。

オー村のタイ・ホアットさんオー村のタイ・ホアットさん

コミューンの集会所の隣の田んぼといっても、コミューンの土地ではありません。田んぼはオー村のタイ・ホアットさん(72才)のもので、彼もまたSRIに興味を持った農家の1人です。

「今年初めて自分の村で行われたJVCのSRI研修に参加しました。今までテレビを見てSRIについては知っていたものの実践したことはありませんでした。JVCの研修に参加して、やってみたいし、やれるかもしれないと思いました。そんな時、JVCが集会所の近くの田んぼでSRIをやりたがっているのを知って、喜んで協力したいと伝えました。たまたま私が集会所の隣に田んぼを持っていたからです」と、協力してくれた経緯を話してくれました。

苗床で苗を取る生徒苗床で苗を取る生徒

当日、朝7時半に私たちスタッフが現場に行くと、高校生たちは既に待機していました。すごい気合いの入れようです。田植えのためのセッティングをスタッフに任せて、高校生と一緒に苗床に苗を取りに行ったのですが、先生が「生徒の半分は引き続き苗を集めるために、この場に残りなさい」と伝えたところ、生徒たちは「えー、田植えを経験したいから行きたい!」と不満を言っていました。田植えは彼らにとって毎年やっている作業で、私からすると大変だし、やりたくないものなんじゃないかと思うのですが、「今までとは違うこと」を学べるという興味がその大変さよりも勝ったんだろうなと思います。

田植えをする生徒田植えをする生徒

「今までとは違うこと」とはいっても、田植えは田植えなので、やり出したらあっという間に高校生たちは慣れ、素早い手つきで苗を田んぼに植えていました。午前中の3時間弱、みんなで一緒に田植えを行いましたが、これまでSRIを実践したことのある人は、その経験を他人に伝えられたことで満足し、実践したことのない人は実践できたことによって満足しているようで、とても充実した感じがしていました。あとは、この日植えた苗がすくすくと育ち、収穫量がきちんと上がることを祈るばかりです。

参加者で記念写真参加者で記念写真

(この記事はJVCカンボジアボランティアチーム発行のメルマガに掲載された記事です)


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