全般・政治情勢
・オバマ大統領が新戦略を発表。撤退に関して異論も多数。[1]
【主な内容】
・数か月以内に3万人増派。(駐留米軍は約10万人に上り、増派戦費は約2兆円以上。)
・アフガン国軍を強化し、治安維持権限を委譲後、2011年の撤退を目指す。
・パキスタンに協力を要請。
・アフガン国民は増派に懐疑的。[2]アメリカ国内でも厭戦気分が高まる。[3]
・アメリカの要請を受け、NATOは同盟国に7000人の増派を決定。主要国は増派に慎重。[4]
・イギリスは500人増派を正式表明。イタリア、ポーランド、スロバキア、ポルトガル、グルジアな
ども増派予定。フランス、ドイツは来年以降に見送る模様。[5]
内戦・治安
・引き続き悪い。
・パキスタンでテロが相次ぐ。[6]
今週気になった記事
PAKISTAN: IDPs hit by female health worker shortage(IRIN:2009/12/02)
<要約>
パキスタン国内で国内避難民が増え続けるなか、彼らへの支援も行われている。しかし、支援側に女
性の医療従事者が不足しているため、国内避難民の女性たちの多くが満足に治療を受けられないでいる。